こんにちは!PremiumTのスタッフようこです。
このブログでは、シルクスクリーン超初心者のスタッフである私が会社の片隅でひっそりとTシャツを製作してみる過程をお届けします。
本日の作業内容は「感光液を塗る」です!
はじめてのTシャツは水性プリント?油性プリント?
Tシャツにプリントする時、油性インクがいいいのか水性インクがいいのか?
これを悩むお客様は多いですね。
仕上がりの好み次第ですが、最初の入り口は水性インクの方が入りやすいかな?と思います。
油性はあのインクがのった感じの質感がまた良いんですけどね。
水性プリント、油性プリントどっちがいいの!?
今回は水性インクなので、使用する感光液はSD-40。
当店人気商品です。

※感光液(感光乳剤)とは紫外線によって固まる液体のことです。
感光液を塗る前の準備





塗る時、両手・片手ではどちらの方が良いですか?
どちらでもやりやすい方でいいよ。でも両手でやる場合は安定したところに版を立てかけないと、ずれてしまってかえってやりにくいかもしれないね。片手でフレーム部分を押さえて、もう片方の手で塗った方が安定すると思うよ。
バケットで感光液をきれいに塗るのってむずかしい!
こちらの動画ではササーっと軽い感じで塗っていますが…

あれ?筋が入ってしまいました…
感光液を均等に塗れないときは
とりあえず全体を塗れたしこれで大丈夫かな?
そのままだとムラになっちゃうよ。薄く均等に重ねないとダメだから、厚い部分を削ってみて!
削るって、どうやってやるんですか?
バケットを使って感光液の分厚い部分を削るんだよ。


とりあえずガタガタの1回目ですが、一度乾かします!
感光液を完全に乾かすのに、自然乾燥でどれくらいの時間がかかる?
会社では製版乾燥機を使って一気に乾燥させていますが、普通は地道に乾くのを待ちますよね。
自然乾燥での乾燥は、気温と湿度にもよりますが、光には十分気をつけてあまり長い時間は置いておかない方がいいようです。(最長でも1日程度)
なるべく早めの方がいいので、ドライヤーで手早く全体を乾かします。
部分的に乾いてない部分があるけど、これは完全に乾かさないとダメですよね?
ドライヤーで完全に乾かしちゃって大丈夫!乾いてから2層目を塗っていこう。

(前のデザインはもともと残っています)
このムラはなんですか?
原因は様々だから特定できないけど、たまにある現象だよ。前のプリントのインクが残っていたか、表面にホコリ・ゴミがついていたか、感光液自体にゴミなどが入っていたかなど。
えー!この版はもう使えないんですか?
今回はこのまま感光液を重ねて塗って試してみよう。
乾いたあとに、もう1層塗ってみる。両面に塗っていいの?
2層目は両面に塗っていいですか?
もう1層塗るのは、Tシャツ側(表)だけで大丈夫だよ。

これは、バケットの端に感光液の固まりができてしまっているせいだね。2回目を塗る前にキレイに拭き取っておくことが重要だよ!

乾かしてからもう1回塗り、再度完全に乾かしました。
今回は表側に薄く計3回塗っています。


感光液を無事?塗り終えました!
次はデザインを印刷したフィルムをのせて、露光していきます。最後までお読みいただきましてありがとうございました!