説明
一般発泡(パフ)インク(PUインク)と混同があるため、商品名を効果に変更します。
印刷例
一般製版 / 80メッシュ / 9mm/75Aスキージー
- 左:本インク100g+MCホワイト20gを黒生地に4回印刷(印刷 → 指触乾燥を3回繰り返し、最後の1回は硬化乾燥しました。)
- 右:本インク20g+MCホワイト100g白生地に6回印刷(印刷 → 指触乾燥を5回繰り返し、最後の1回は硬化乾燥しました。)
印刷方法
- 初期の印刷はスキージーの圧力を高めて印刷して下さい。
- 上のイメージのように印刷物のインク層を高めます。(イメージは3回印刷の例)
- 一般製版でのプリントの場合は最小6回以上をお勧めします。
熱処理温度、時間
160°C・1分以上
使用メッシュ、スキージー
50メッシュ〜150メッシュ、9mm/75Aスキージー以上
特徴
- 印刷物のインク層を高めることが簡単にでき、印刷面の形状維持能力に優れた製品です。
- TOPインクは初期乾燥が早いので、指触乾燥または半乾燥(Flash cure)の繰り返し作業に良いです。
- 印刷物の層が厚くても柔らかな風合いの印刷物を得ることができます。
- 透明(BASE)のみで構成されており、一般有色インク(SMスタンダードインク&SOマットインク)10〜20%を混合使用してください。
- 発色不足時には調色用インク(MCインク)を混合使用して下さい。
- 直接印刷、転写印刷など、様々な用途に使用可能です。
- 最終熱処理後、表面は光沢で表現されます。
適用
- 印刷層を厚くするには「プリント – 指触乾燥または半硬化乾燥(Flash cure) – プリント」の手順を繰り返して厚膜印刷を実施してください。ただし、初期の印刷はスキージーの圧力を高めて印刷して下さい。
- 一般的なインク(SM&SO)と混合使用可能です。
- 多色刷りと数回の印刷時に中間乾燥(Flash Cure)が必要なときは、200℃以上で5〜10秒程度が適しています。ただし、印刷の厚さ、その他の作業条件に応じて、未乾燥時の繰り返し熱処理して下さい。
ECO関連
- CPSIA(Pb、Phthalates)に準拠します。
- Eco-passport、adidas A-01の基準を満たしています。
- 本製品に規制対象物質が含有されていないが、生産の全量検査はしておりません。
- お客様は使用目的に基づいて試験印刷及び各種規制対象物質に対して標本検査後使用することをお勧めします。
その他情報
- 保管:強酸化合物は避け、涼しい場所に保管し(18-32℃)
- 容器の洗浄:ミネラルスピリット、有機溶剤
- 洗濯について:ドライクリーニング禁止、印刷表面はアイロン禁止
- 用途:コットン100%、ポリエステル100%、綿の混紡
ご注意
- 使用前の小型ミキサーやヘラで攪拌するとインクが柔らかくなります。
- 十分に乾燥がされていないインクは生地との接着力が不完全になることがあるので、十分熱処理を介して生地との接着力と耐摩耗性を向上させてください。
- 本作業前に、必ず生地の染料移行性やその他の問題を確認した上、使用してください。
- 製品情報に掲載されていない製品や材料の混合時に、当社ご相談の上ご使用をお勧めします。
使用上の注意
- ご使用の際は保護手袋、ゴーグル、マスクを着用してください。
- 使用後は必ず石鹸を使用して手を洗ってください。又、皮膚に付着した際は速やかに洗い流してください。
- 口や目に入ったりもしくはその疑いがある.皮膚刺激が生じた場合は必ず医師の処置を受けてください。
- 衣服に付着した際は速やかに洗濯をして下さい。
- 直射日光を避け換気された涼しい場所に、密封した状態で倒れないように保管してください。
- お子様の手の届かない所に保管してください。
- 空容器は法の規定に従って正しく廃棄してください。
記載内容は、現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に 関しては、いかなる保証もなすものではありません。また、記載事項は通常の取扱いを対象としたもので 特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施のうえお取扱い願います。 すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取扱いには最新の注意を必要とします。 ご使用者各位の責任において、安全な使用条件を設定してくださるようお願い致します。 この情報は、新しい知見及び試験などにより改正されることがあります。
水性ラバーインク20gとこの直角インクが100gと混ぜてプリントしていい感じに膨らませましたけど、洗うときがすごく大変でした直角インクがすごくゴムっぽくてなかなか落ちませんでした、どのようにしたら直角インクを綺麗に落とせますか?
水性インクとプラスティゾル(PVC系)は成分が異なるため、混ぜて使用することはできません。
偶然効果があったかもしれませんが、熱処理をしていない場合、洗濯後にすべて落ちるでしょう。
例えるならば、水と油を混ぜたような状態です。
基本的に、インクは商品名が異なるもの同士で混ぜないでください。
例えば、水性インク「ラッシー」は「ラッシー」同士で混ぜる必要があり、指定された添加剤のみを使用することができます。
https://premiumt.jp/product/russy
理由としては、成分が異なり、熱処理の方法も異なるため、洗浄の方法もそれぞれ異なります。(水または専用の洗浄液など)
下記の目詰まり解消スプレーを使用して拭き取ってください。
https://premiumt.jp/web_shop/item/detail/upspray.html
水性インクや油性インクにも使用できるので、安心してお使いいただけます。
蛍光イエローの発砲インクが欲しい場合、どのように作ればいいですか?
お問い合わせありがとうございました。
発泡インク70から80%に、蛍光イエロー20から30%を混ぜてご利用下さいませ。
発泡インク
https://premiumt.jp/plastisol-pu-ink
FL シリーズ 蛍光インク
https://premiumt.jp/plastisol-fl-ink
但し、発泡インクの影響で少し彩度が落ちてしまいます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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