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シルクスクリーンプラスティゾル(油性*)インク選択ガイド

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シルクスクリーンQ&A

DTF転写シート1枚からオーダーspot_img

お知らせ
ニュース

4月1日から一部の商品の価格を5~12%アップします。

日頃ご愛顧いただきましてありがとうございます。最近の円安の影響と輸入品及び原材料の価格が上昇し、それに伴い各メーカーの製品価格も上がりました。この状況を踏まえ、誠に不本意ながら、弊社としても価格を見直させていただく必要が生じました。 4月1日から次の商品の価格を5~12%アップします。 プラスチゾルインク〜1kg(4kg以上の商品は現状価格を維持)一部の水性インク類〜1kg(5kg以上の商品は現状価格を維持)アルミニウムおよびメッシュ類の商品その他機械製品 *...

*厳密に言うとPVC系のインクです。(使い方法が方々油性インクと似てるので油性の認識でご使用には問題ないと思います。)

インクの硬さ、粘度について

スキージはウレタン9mm/75A(前後)をご利用いただき、インクをヘラでよく混ぜてからご利用ください。
または下の粘度低下剤をご利用ください。

ベースインクについて

ベースインクを添加すると、透明度が上がります。

おすすめ:最大15%以内で添加します。

粘度を下げる目的は、上記1番のラスティゾルインク用の粘度低下剤・希釈剤方法、あるいは2番のプラスティゾルインク用の粘度低下剤・浸透剤・希釈剤方法が最適です。

基本的にはポリエステルグリッターなどを混合用途、あるいは透明度を上げる目的で使用します。

インクの硬化(乾燥)について

硬化については、プラスチゾルで一番重要な部分です。必ずこの部分は確認してください。
デジタル温度計を利用して、表面の温度を測定してください。

インクの硬化のマニュアル

SOSMFFSUPUSHSFTOPDGSWシリーズインク:160度 50秒〜60秒
CKシリーズインク:160度 60秒以上(印刷物の厚さに比例して熱処理時間の調整)
MCPPFLUVCシリーズインク:160度 60秒〜70秒
Socksシリーズインク:160度 70秒〜80秒
HDCシリーズインク:160度 60秒〜90秒
VLシリーズインク:170度 1分30秒

乾燥機

当店のフラッシュドライヤーで完全硬化を行う場合

本来の目的は中間(簡易)乾燥ですが、
完全硬化が不可能ではなく、多くの場合、業界でも使用されます。

8カラー8ステーションの設置の例
  • 例:4カラー4ステーション+フラッシュドライヤー1台
    印刷表面温度が160度 約15秒〜20秒
  • 例:6カラー6ステーション+フラッシュドライヤー2台
    印刷表面温度が160度 約10秒〜15秒
  • 例:8カラー8ステーション+フラッシュドライヤー3台
    印刷表面温度が160度 約5秒〜10秒

ただし、実際の作業では、印刷物の表面温度が160度~170度の温度で約10~20秒です。
印刷したインクや生地の厚みが厚い、厚膜印刷の場合などは、熱処理時間を増やしてください。

プラスティゾルインク容器サイズ 1kg、500g
*容器は予告なく変更する場合がございます。

ポリエステル100%生地の場合、最大温度が約170度になるように高さを調整します。綿よりも少し長くベーキングして生地が焦げないようにします。
また、フラッシュドライヤーの端は、比較的熱があがらないため、細心の注意が必要です。

※生地の種類に応じて、耐久温度が異なりますので、注意してください。

印刷後プレートに密着している状態でそのまま熱処理するのはNGで、Tシャツでしたら、一度脱がしてから、再度プレートの
上に乗せて熱処理するのが正解となります。

こちらのページにある動画をご参照ください。

多色刷りと数回の印刷時に中間乾燥(Flash Cure)が必要なときは、200℃以上で5〜10秒程度が適しています。
ただし、印刷の厚さ、その他の作業条件に応じて、乾燥していない場合は繰り返し熱処理して下さい。

ヒーティングガンでの乾燥

ヒーティングガンでの乾燥は趣味または、装置なしでお試しの方は、自己責任のもと、本アドバイスを参考にしていただきご使用ください。

シルクスクリーンプリントの例イメージ

乾燥が足りないと、洗濯して落ちてしまう原因に。
一か所20~30秒程度を目安に、充分にゆっくりと乾燥させる。
また、生地に近づけすぎると、生地を焦がしてしまうため、10cmぐらいの間隔を保つこと。

乾燥したかを調べるには

熱が完全に冷めた後、生地のプリントのある部分を強く両側に引き、インクが割れなければ完了。

※ 一般的なストレッチが少しあるTシャツの場合
※ 160℃以上の前提下。あくまでも確認方法の一つです。
※ ヒーディングガンの場合は上記以外に確認する方法はありません。

ヒーティングガンでの熱処理の例

熱処理の失敗

洗濯後落ちる現象、割れる現象など

熱処理の不足が原因

プラスティゾルインクの熱処理のやり方(熱をかける方法)ごご参考にしてください。

光沢が強い

  • マットインクで光沢が出る
  • 光沢インクの光沢がいつもより強い
  • その他のインクに必要以上光沢ある

これは熱処理を掛けすぎて、インクが焼けてしまった現象です。

熱処理時の温度計は一定にし、表面温度を確認する習慣をつけましょう。

一定程度の時間が経過したら、作業室の室内温度、機器の温度が一定の状態を維持されます。
この時ある程度の温度を信頼して良いですが、

特に機器の電源を入れ始めてからの始めの30分〜1時間は必ず表面温度をチェックしながら熱処理をしましょう。

プラスティゾルインクについて

本プラスティゾルインクは、環境にやさしいインクです。
初めてご利用になる際は、底からよく混ぜて、柔らかくしてからご利用ください。

蓋があるプラスチックコップなどにへらで取り分けて利用することをお薦めします。
手に付くと取れにくいので、軍手などをして作業してください。

プラスティゾルインクは空気乾燥しません。
プリント後はヒーターガンなどを利用し必ず高温度乾燥器で乾燥させてください。

販売者

premiumT(株式会社Bmen)

本商品は、日本国内での再販売は可能ですが、ブランド名を変更して再販売することは禁止*されております。
必ずプレミアムティーブランド名を維持してください。
*2019.12より
お問い合わせ:info@premiumt.jp


製版の保管について

製版の保管の基本は、通常のインクと同様です。

スキージと製版はきれいに清掃して保管します。
インクは、蓋がある専用の容器に保管します。あるいはプラスチック製のカップなどに保管ほこりがたまらないようにラップ等をかぶせます。

製版を洗浄せずに保管時生ずる問題点

  • ほこりがたまって、次の印刷時に製版を傷つけてしまいます。
    → ほこりがたまらないように保管してください。
  • インクがメッシュに移り、メッシュにゴーストが残る。
    → 一度生じたゴーストは完全な除去は困難です。(解決方法
  • インクの可塑剤が製版に油の帯のような現象を生み出して、衣類ににじみ出てしまう。
    → 製版を再洗浄しなければなりません。
  • 一部のインクは薄く塗られた場合に固まってしまう。
    クリーナーで拭き取ります。
  • 保管された製版同士のインクが移り、汚染される。

*インクは完全に取り除き、簡単でもきれいにして保管するのが良いです。

プラスティゾルインクの利点

  • プラスティゾルは熱処理をしない限り乾燥すことがないインクなので作業性が上がります。
  • 製版の目詰まりのストレスが減ります。
  • 自然乾燥しないため、寿命が長くなります。(コストパフォーマンスアップ)

版についたインクの除去

大方のインクをへらなどで除去した後、布にテレピンを付けて除去できる。

印刷の仕方

  1. ホルダーへデザイン感光の終わった版を取り付ける。
  2. Tシャツなどを、MDF版に取り付ける。(スプレーのりを利用)
  3. プラスティゾルインクは、初め堅いので、よく混ぜてから利用する。
  4. 版の上にヘラなどを使い、インクを乗せる。(I)の形に乗せる。
  5. スキージは、75度程度で、あまり力を入れ過ぎずに。(70%ぐらいの力で)

Tシャツについたミスプリントのインクの除去

インクは、アセトンのテキスタイルクリーニングガンにより除去が可能。
完全に乾燥した状態で、生地の下に布などをあてて噴射させること。

汚染に注意(テスト後に使用)

スキージングテクニック

デザインソース:Tcollector
インク:プラスティーゾルSO-BLACK

インク、感光液、メッシュ、生地の関係

商品名 感光液 生地 当店のメッシュのおすすめ
SOシリーズ
マットタイプラスティゾル
KV-920の場合 明るい生地生地に印刷 60~150
暗い生地に白印刷 60~100
黒または黒に近い生地に印刷 60~120
黒または黒に近い生地に白印刷 60~80
AF-101の場合 明るい生地に白印刷 60~150
暗い生地に白印刷 60~100
黒または黒に近い生地に白印刷 60~120
黒または黒に近い生地に白印刷 60~80
SMシリーズ
汎用プラスティゾル
KV-920の場合 明るい生地生地に白印刷 60~150
暗い生地に白印刷 60~100
黒または黒に近い生地に白印刷 60~120
黒または黒に近い生地に白印刷 60~80
AF-101の場合 明るい生地に白印刷 60~150
暗い生地に白印刷 60~100
黒または黒に近い生地に白印刷 60~120
黒または黒に近い生地に白印刷 60~80
スクリーンメッシュ/テトロン(モノモノ)【日本産】
コストパフォーマンス抜群ポリエステルメッシュ

容器の洗浄

有機溶剤、ミネラルスピリット

黒にホワイト印刷例

大きい シルクスクリーン プリント 方法

Tシャツ:https://tcollector.com
8カラー8ステーション ロータリー機 / 50×60のフラッシュドライヤー / 50x68cmアルミ製版 / AF-140 / 75A/9mm 45cm スキージー / 【マット】ブラック

Tシャツ:https://tcollector.com(Tcollector x 円谷プロダックション)
8カラー8ステーション ロータリー機 / 50×60のフラッシュドライヤー / 40x50cmアルミ製版 / AF-101 / 75A/9mm 25cm スキージー / 【マット】スカーレット

プリントに関するQ&A

シルクスクリーンのQ&A/プリント
ご参考ください。

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