シルクスクリーンインク汎用ププラスティゾル-1kg
商品概要
目詰まりしにくい、作業が楽なTシャツのシルクスクリーン印刷用プラスティゾルインク。水性インクはインクの乾燥が速く、インクが着いたまま放置することができません。プラスティゾルインクは熱処理をしない限り乾燥することがないので、使用した版をそのまま放置することが可能です。約160度以上の熱処理をすると、硬化になる製品です。
なぜシルクスクリーンにはプラチゾルがいいの?水性インクとの違いは何?
プラスティゾルはプロ用(業務用)のインクとしてとても便利なインクです。
水性インクはインクの乾燥が速く、インクが着いたまま放置することができません。
プラスティゾルインクは熱処理をしない限り乾燥することがないインクなので、
使用した版をそのまま放置することが可能です。(埃などの付着は注意)
インクを落とすときは、プラスティゾルクリーナー(テレピンうすめ)液で簡単に除去することができます。
また、プラスティゾルインクと互換性の良い、AF-101の感光乳剤により感光した版は、
再生が可能です。除去の時は、家庭用のブリーチ(漂白剤)をご利用ください。
*インクの熱処理には、フラッシュドライヤーまたはヒーティングガンが必要です。
プラスティゾルインクの注意
ドライクリーニング, アイロン禁止
プラスティゾルインクの用途
綿, 綿との合成物, ポリエステル
汎用インクの製作例
イメージソース:tcollector
プリンティングの方法
約160度以上の熱処理をすると、硬化になる製品です。
一番幅広く使われるインクとして直接印刷, インクジェット印刷等多様に使われます。別途に添加剤が必要なしにすぐに使用できます。
暗い生地の場合 80メッシュ〜110メッシュを, 白色の布地の場合 150メッシュ〜200メッシュの紗を使って, 白色の布地に高密度の紗(200メッシュ)を使う時は中間乾燥しなしに連続作業(WET ON WET)が可能です。
荒いメッシュを使う場合 (約 80メシュ)
- ベースインク(base)を交ぜず単独で使用をおすすめ
- 写真のように 2〜3回程度プリンティングする。 (熱処理後、冷めた後再びプリンティングする。)
- 写真のように両手で引っぱり、熱処理ができているか確認する。 (インクが割れるようなら、もう少し熱処理する。)*160℃以上の前提下あくまでも確認方法の一つです。
細かいメシュを使う場合 (約 150メッシュ〜200メシュ)
- ベースインク(base)と 他のインクを 2:8 〜 4:6 位の割合で交ぜる。 (インクを緩くする)
- 写真のように 2〜3回位プリンティングする。 ( 熱処理後、冷めた後再びプリンティングする。)
- 写真のように両手で引っぱり、熱処理ができているか確認する。 (インクが割れるようなら、もう少し熱処理する。)*160℃以上の前提下あくまでも確認方法の一つです。
問題解決
- Q. 製版とティーシャツがくっ付いて 2〜3回のプリンティングがしにくい。
- A. もう少しベースインクを交ぜインクを柔らかくするor 1回目のプリンティングの時スキージーの角度を立てて比較的強い力でプリンティングする。 (80度の角度以上) or 製版の角に 10円玉などを付けてティーシャツと製版の空間を人為的に作ってプリンティングする。 (この場合力の調節が 1、 2、3回とも皆同じではなければならない。)
カラー
カラー | 色名 |
---|---|
ベース(無色) | |
ブラック | |
ホワイト | |
オレンジ | |
パープル | |
ブラウン | |
スカイブルー | |
ロイヤルブルー | |
ネイビーブルー | |
ターコイズ | |
グレー | |
スカーレット | |
マルーン | |
レモンイエロー | |
ゴールドイエロー | |
イエロー | |
エメラルドグリーン | |
ピーチ | |
ミッドグリーン |
使用メッシュ
120メッシュ 〜 200メッシュ、(150メッシュオススメ)
乾燥機
ヒーティングガン
フラッシュドライヤー
シルクスクリーン用プラスティゾルインクについて
このプラスティゾルは、環境にやさしい。
160度以上の熱処理をしなければ硬化しないので、 水性バインダーよりも作業が楽にできる。
暗い色のTシャツ、明るい色のTシャツによって利用する紗のメッシュや、プラスティゾルの特製が違います。
プラスティゾルインクについて
プラスティゾルインクは、環境にやさしいインクです。
初めてご利用になる際は、底からよく混ぜて、柔らかくしてからご利用ください。
紙コップなどにへらで取り分けて利用することをお薦めします。
手に付くと取れにくいので、軍手などをして作業してください。
プラスティゾルインクは空気乾燥しません。プリント後はヒーターガンなどを利用し必ず高温度乾燥器で乾燥させてください。
プラスティゾルインクの利点
水性インクと違い、使用後もそのまま保管可能です。
使用済みの製版をいちいち洗浄する必要がないのでとても楽です。
(アゾフィックスので製作した製版は、絶対に水で洗わないでください。)
版についたインクの除去
大方のインクをへらなどで除去した後、布にテレピンを付けて除去できる。
再度印刷する予定のある版の場合、インクはそのままにしてOK。乾燥することはない。
Tシャツについたミスプリントのインクの除去
インクは、アセトンのテキスタイルクリーニングガンにより除去が可能。
完全に乾燥した状態で、生地の下に布などをあてて噴射させること。
印刷の仕方
1.ホルダーへデザイン感光の終わった版を取り付ける。
2.Tシャツなどを、MDF版に取り付ける。(スプレーのりを利用)
3.プラスティゾルインクは、初め堅いので、よく混ぜてから利用する。
版の上にヘラなどを使い、インクを乗せる。(I)の形に乗せる。
スキージは、80度程度で、あまり力を入れ過ぎずに。(70%ぐらいの力で)
フラッシュドライヤーでの乾燥
乾燥が足りないと、洗濯して落ちてしまう原因に。
一か所20秒程度を目安に、充分にゆっくりと乾燥させる。
また、生地に近づけすぎると、生地を焦がしてしまうため、10cmぐらいの間隔を
保つこと。乾燥したかを調べるには、生地のプリントのある部分を強く両側に引き、
インクが割れなければ完了。
スキージングテクニック
デザインソース:Tcollector
インク:プラスティーゾルSO-BLACK
フラッシュドライヤーを使う場合
マニュアル的には、完全硬化の条件が160度の温度で60秒ですが、実際の作業では、170度の温度で20〜25秒程度で十分です。
- 最初のフラッシュドライヤーウォームアップ10分ほど後のはじめの作業をするときは、160度まで上がっていません。
- 1時間程度のテスト作業をしながら、製作物とフラッシュドライヤーの距離を狭めたり高めたりと、適切な距離を見つけてください。
- 30分ほどの作業をしてみると、製作物が瞬時に160度以上に上がって全体的に20〜25秒程度の熱処理で大丈夫です。
参考までに、当社の作業を申し上げますと、
綿100%の生地の場合、フラッシュドライヤーのベーキング瞬間120〜130度で5秒程度後160度に上がります。最終的に20秒後に、195〜205度程度まで上昇します。
その瞬間、一般的にベーキングを終了します。
トータル20〜25秒が適切です。
送っていただいた画像のようなポリ100%生地の場合、最大温度が170度になるように高さを調整します。綿よりも少し長くベーキングして生地が焦げないようにします。
また、フラッシュドライヤーの端は、比較的熱があがらないため、細心の注意が必要です。
生地の種類に応じて、耐久温度が異なりますので、注意してください。
印刷後プレートに密着している状態でそのまま熱処理するのはNGで、Tシャツでしたら、一度脱がしてから、再度プレートの
上に乗せて熱処理するのが正解となります。
こちらのページにある動画をご参照ください。
Baseインクについて
- インクの濃度を薄くする際に使用される。SO(高隠蔽マット)シリーズを除く他の種類のインクは、SM BASEとミックスするようにする。
- 粘度が強い白類のインクに混ぜて粘度を調整するのにも使用される。100:25(BASE)程度では肉眼で確認が難しい。
- 2を実行する場合は、2回刷りをお勧め。
- ベースインクそれ自体は色の変化はない。
ベタ塗りの場合
汎用インクは、ブラックの生地に明るい色を乗せる場合、2〜3回のスキージングが必要。
プラスティゾル カラー表
すべての色は白地に印刷した色で、一部の色は、生地により異なって表現されることがあります。
なぜプラチゾルがいいの?水性インクとの違いは何?
プラスティゾルはプロ用(業務用)のインクとしてとても便利なインクです。
水性インクはインクの乾燥が速く、インクが着いたまま放置することができません。
プラスティゾルインクは熱処理をしない限り乾燥することがないインクなので、
使用した版をそのまま放置することが可能です。(埃などの付着は注意)
インクを落とすときは、プラスティゾルクリーナー(テレピンうすめ)液で簡単に除去することができます。
また、プラスティゾルインクと互換性の良い、AF-101の感光乳剤により感光した版は、
再生が可能です。除去の時は、家庭用のブリーチ(漂白剤)、感光液剥膜剤をご利用ください。
*インクの熱処理には、フラッシュドライヤーまたはヒーティングガンが必要です。
シルクスクリーン プラスティゾル ガイド
安全性
小型ミキサーや棒などでよく撹拌し柔らかくした後使う
この製品は規制対象である 6種の phithalate 成分はもちろん、重金属、 アゾ化合物、 フォルムアルデヒドなどが含有されないように製造された環境にやさしい plastisol ink です。
規制対象 6種 (DEHP, DBP, DINP, DIDP, BBP, DNOP)
説明
プラスティゾルインク(plastisol)です。
約160度1分(170~180度約30秒)熱処理をすると、硬化になる製品です。
プラスティゾルインクの注意
ドライクリーニング, アイロン禁止
メーカー
A.one
商品名
Plastisol
インク、感光液、メッシュ、生地の関係
商品名 | 感光液 | 生地 | メッシュのおすすめ |
---|---|---|---|
SOシリーズ マットタイププラスティゾル |
KV-920の場合 | 明るい生地生地に印刷 | 80~150 |
暗い生地に白印刷 | 80~100 | ||
黒または黒に近い生地に印刷 | 80~120 | ||
黒または黒に近い生地に白印刷 | 80 | ||
AF-101の場合 | 明るい生地に白印刷 | 80~150 | |
暗い生地に白印刷 | 80~100 | ||
黒または黒に近い生地に白印刷 | 80~120 | ||
黒または黒に近い生地に白印刷 | 80 | ||
SMシリーズ 汎用ププラスティゾル |
KV-920の場合 | 明るい生地生地に白印刷 | 80~150 |
暗い生地に白印刷 | 80~100 | ||
黒または黒に近い生地に白印刷 | 80~120 | ||
黒または黒に近い生地に白印刷 | 80 | ||
AF-101の場合 | 明るい生地に白印刷 | 80~150 | |
暗い生地に白印刷 | 80~100 | ||
黒または黒に近い生地に白印刷 | 80~120 | ||
黒または黒に近い生地に白印刷 | 80 | ||
スクリーンメッシュ/テトロン(モノモノ)【日本産】 コストパフォーマンス抜群ポリエステルメッシュ |
大きい シルクスクリーン プリント 方法
Tシャツ:https://tcollector.com
8カラー8ステーション ロータリー機 / 50×60のフラッシュドライヤー / 50x68cmアルミ製版 / AF-140 / 75A/9mm 45cm スキージー / 【マット】ブラック
シルクスクリーン プリント (黒地に赤を印刷)
Tシャツ:https://tcollector.com(Tcollector x 円谷プロダックション)
8カラー8ステーション ロータリー機 / 50×60のフラッシュドライヤー / 40x50cmアルミ製版 / AF-101 / 75A/9mm 25cm スキージー / 【マット】スカーレット
プラスティゾル 熱処理 ヒーティングガンを利用する場合
マット プラスティゾル / ヒーティングガン
野球のボールのキャンバストートバッグ
プリントに関するQ&A
シルクスクリーンのQ&A/プリント
ご参考ください。
- Q&A( 6 )
ナイロン生地にプリント可能でしょうか?
防水コーティングされた製品には、ナイロンボンドが必要です。
本ページの関連商品をご確認ください。
はじめまして!シルクスクリーン印刷について幾つか質問あるので教えてほしいです!
いま濃色ボディのTシャツに白でプリントしたいと思っています。今までは水性でしていたのですが、生地に乗っかる感じで少し伸縮性があるインクでしたいと思って探していましたら、そちらで売っている、高隠蔽マットタイププラスティゾルインク 1kg を見つけたのですが、これはいわゆるアメリカンラバーとか言われてる物と一緒で油性ラバーインクなのでしょうか??
版は今持ってる物を使おうと思っています。ジアゾ感光乳剤EX(油性・水性インク兼用)という物を使って作った版なんですけど使えますか??
それから、「プラスチゾル乾燥用ヒーティングガン1500ワット」がないと乾燥できないのでしょうか??家庭用のアイロン等では無理でしょうか??
ご連絡ありがとうございます。
1500ワットのヒーターガンは問題があったので、
800ワットの高性能のものに変更しました。
(本アトリエでも使用している製品)
160度以上の高温の乾燥器がない場合はご利用不可です(アイロンは不可)
プラスティゾルインキは油性ゴム製ラバーとは違いますが、水性というよりは、どちらかというとゴムラバーに似ているインクです。
感光液は、spec的には油性用なら使用可能ですが、ジアゾ感光乳剤EXという製品は、使用した例がないため、判断できません。
当アトリエでは、azofix101を使用しています。
よろしくお願いいたします。
プラスティゾルインクの使用方法について質問があるのですが、、
熱処理とはどのようなものでしょうか?
色々とオンラインで検索してみましたが
詳しい熱処理の方法がわからなかったので、専門の方にアドバイスいただけたらと思い質問をしています。
ドライヤー、アイロンなどで熱処理を行う場合、どのように対処すればよいのか
教えていただけますでしょうか?
また、オンラインのサイトに掲載されていた”プラスチゾル乾燥用ヒーティングガン”というのは
どういうものなのかも教えていただきたいです。
当店で扱っているプラスティゾルインクは、ヒーティングガンまたは
フラッシュドライヤーなどの、180度前後の熱の出る乾燥機で
乾かすインクです。家庭用のドライヤーや、アイロンでは乾燥させることが
できません。
ヒーティングガンは、価格がピンからキリまでございます。
以下、当店で扱っているものです。
https://premiumt.jp/web_shop/item/detail/ヒーティングガン800W.html
こちらのヒーティングガンは、普通の家庭用ドライヤーと異なり、
300度前後の熱い熱が出ます。使用方法は、ドライヤーと同じです。
印刷したTシャツなどの布製品(コットンの割合が低いものは、焦げたり変形する場合がございます)
から約15cm程はなして、まんべんなく部分部分に20秒程度ずつ熱が当たるようにします。
熱がまんべんなく当たっていないと、洗濯した後に剥げ落ちてしまう場合がありますので、
ご注意ください。
https://premiumt.jp/web_shop/item/detail/フラッシュドライヤー(ヒーター).html
こちらのフラッシュドライヤーは、業務用ですので、大量に制作する場合に便利です。
20秒程度、インクを付けた面に充てるのみです。