説明
接着増進剤
ポリエステルやナイロンなどを印刷するときの密着性を強化する時、またはジーンズ(Jean)生地に印刷して耐摩耗性(ストーンウォッシュ)を向上つけてたいときに使用する補助剤として使用する、無溶剤(Solvent Free)タイプのポリウレタン系樹脂です。プラスチゾルインクと混合した後、使用時間は25°C基準(室内)で約4時間となります。
時間内に配合して使用してください。
接着力確認は、24時間後に確認できます。
熱処理は、UR-BONDが混合されているものとは関係なく、インクに対しての熱処理過程を通常通り行ってください。
ご注意
基本的に防水コーティング生地に接着するように製造されています。
ただし、特定の生地には、粘着力が弱まるなどの問題があり得ますので、
必ず事前にテストをし、洗濯後の堅牢度等を十分に確認してください。
アルミニウムの筒のため、配送中にへこみなどが発生する可能性があります。
使用上の支障はありませんので、気になる方は、ご購入前にお確かめください。
よくある質問
最も多い間違いは、
プラスチゾールとURボンドがうまく混ざらないことです。
思っているより2〜3倍よく混ぜてください。
適用
- ポリエステル、ナイロン生地の接着増進剤
- デニム(Jean)生地での耐摩耗性補強剤
- クラックゾルシリーズを除くすべてのプラスティゾル(当店商品のみ)に適用可能
の使用方法
配合比は、インクの重量に5〜7%(例:SO-ink 100g + UR-BOND 5〜7g)
使用時間:約4時間以内
保管と管理
使用後に残った製品は、蓋をしっかり閉めて空気が入らないように保管してください。
開封後は早めにご使用ください。
特異点
混合して印刷した部分は、架橋が完了すると、硬い感じがします。最終熱処理後の表面は光沢に表現されます。
よくある質問
「質問」こちらの商品を購入しナイロン生地に使用したいのですが、
「答え」以下の様なミネラルスピリット、有機溶剤をご利用ください。
テレピン、目詰まり解消スプレー
その他参考のブログ
ECO関連
- CPSIA(Pb、Phthalates)に準拠します。
- Eco-passport、adidas A-01の基準を満たしています。
- 本製品に規制対象物質が含有されていないが、生産の全量検査はしておりません。
- お客様は使用目的に基づいて試験印刷及び各種規制対象物質に対して標本検査後使用することをお勧めします。
その他情報
- 保管:強酸化合物は避け、涼しい場所に保管し(18-32℃)
- 容器の洗浄:ミネラルスピリット、有機溶剤
- 洗濯について:ドライクリーニング禁止、印刷表面はアイロン禁止
- 用途:コットン100%、ポリエステル100%、綿の混紡
ご注意
- 使用前の小型ミキサーやヘラで攪拌するとインクが柔らかくなります。
- 十分に乾燥がされていないインクは生地との接着力が不完全になることがあるので、十分熱処理を介して生地との接着力と耐摩耗性を向上させてください。
- 本作業前に、必ず生地の染料移行性やその他の問題を確認した上、使用してください。
- 製品情報に掲載されていない製品や材料の混合時に、当社ご相談の上ご使用をお勧めします。
使用上の注意
- ご使用の際は保護手袋、ゴーグル、マスクを着用してください。
- 使用後は必ず石鹸を使用して手を洗ってください。又、皮膚に付着した際は速やかに洗い流してください。
- 口や目に入ったりもしくはその疑いがある.皮膚刺激が生じた場合は必ず医師の処置を受けてください。
- 衣服に付着した際は速やかに洗濯をして下さい。
- 直射日光を避け換気された涼しい場所に、密封した状態で倒れないように保管してください。
- お子様の手の届かない所に保管してください。
- 空容器は法の規定に従って正しく廃棄してください。
記載内容は、現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に 関しては、いかなる保証もなすものではありません。また、記載事項は通常の取扱いを対象としたもので 特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施のうえお取扱い願います。 すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取扱いには最新の注意を必要とします。 ご使用者各位の責任において、安全な使用条件を設定してくださるようお願い致します。 この情報は、新しい知見及び試験などにより改正されることがあります。
自宅で細々シルクスクリーンをしているものです。
ポリエステルのブルゾンに印刷したいのですが、剝がれづらいおすすめのインクはどれになりますか?
硬化剤などを自分でまぜることになるのでしょうか?
ご回答宜しくお願い致します。
お問い合わせいただきましてありがとうございます。
ポリエステルのブルゾンとのことですが、通常のポリエステル素材とは違い撥水加工などはございますでしょうか。
その場合、プラスティゾルインクでのプリントの場合はこちらのURボンドをお使いいただけます。
熱に弱い素材の場合は事前にテストすることをおすすめいたします。
下記Q&Aページにてプラスティゾルインク・水性インクそれぞれのおすすめインクをご案内しておりますので、ご参照いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
【Q&A】ナイロン、撥水加工ポリエステル素材に印刷する場合のおすすめインクは?熱処理はできる?
https://premiumt.jp/qa_20201207
お世話になっております。
市販ジャケットなどのポリエステル100%素材にプリントして販売を目的とした場合、
どのような配合でインクを作ってプリントすれば良いでしょうか?
販売されているプラスティゾルインク(マット白)単体でプリントしたことがあるのですが乾燥すると下地が薄く透けていたり2度刷も試しましたが熱処理でプリント部分と生地の境界部分が若干縮んでズレてしまい上手にできませんでした。
こちらの商品を見かけて気になったものですから、良い配合があれば教えてください。
お問い合わせありがとうございました。
熱処理でプリント部分と生地の境界部分が若干縮んでズレてしまい上手にできませんでした。
→ポリエステル生地が熱処理により縮んでしまっているのかと思います。
まず、こちらのページをご覧ください。
https://premiumt.jp/plastisol-drying/
*以下につきまして、全てのポリエステル生地で言えることではありませんので
ご承知おきください。
はじめに、プレート自体の余熱をし、50度以上にします。そのようにすると、実際に熱を当てた時に
効率よく温度を上げることができます。そのため、実際の印刷時に熱処理時間を
短くできるため、熱に弱いポリエステルの生地でも問題なく印刷ができることとなります。
3Mのりで生地とプレートをしっかり密着させて、ずれのないような状態を作った上で、
印刷してください。
【要点ポイント】
【上記を解決した上でのポリエステル生地へのプリントに有効な方法】
https://premiumt.jp/dg-ink
こちらのDGインク(染料移行止め)を下地に引いてご利用いただくのが一番確実な方法となりますが、
ピント合わせで問題がある場合もございます。
弊社でよくする方法としましては、製版自体を少し厚めに製作して(厚膜ほどではない)
プリント後熱処理を十分にし、再度プリント。(つまり2回印刷)
染料移行止めプラスティゾルインク
マットプラスティゾルインク
趣味で個人でシルクスクリーンを楽しんでいるのですがURボンドの容量1kgは多くて消費しきれなくて購入を躊躇っています。今後少量(300gや500g)での販売があれば気軽に購入できるのですが、少量での販売を予定していないのでしょうか?
お問い合わせありがとうございます。
大変恐れ入りますが、こちらの商品は1kgのみの販売となっております。
ご希望に添えず申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。
PremiumT