シルクスクリーン プラスティゾル・プラスチゾル印刷プロセスの中
熱処理 特に熱を加える方法のみ集中的に説明します。
上からインク(グリーン)、生地(ライトグレー)、プラテン(暗いグレー)だと仮定します。
スプレーのりを利用して、生地をプラテンに固定
Tシャツの場合はスプレーのり(55)を軽くかけます。
パーカー、スウェットなどは量を増やすか、スプレーのり(77)をご利用ください。
Tシャツ(生地)をプラテンに乗せます。
今回は普通のコットンのTシャツを使用していると仮定します。
プラスティゾルで印刷します。
印刷したイメージだと思って下さい。
フラッシュドライヤーでの熱処理
ヒーターガンで熱処理する場合は青いフラッシュドライヤではなくヒーターガンだと思って下さい。
レーザー温度計を利用して、印刷表面温度が160°Cかを確認します。
(ヒーターガンでは温度チェックが難しい。)
ただし、上記のイメージのようにインクの中や裏の部分までは熱が届かない可能性も考えられます。
生地とプラテンがタイトに密着しすぎているため、熱処理時間を増やさないと熱が届かないです。
ただ下記の場合はこのままでも問題ない
- 多色印刷する場合。
- 厚膜印刷
- 完全硬化乾燥機としてトンネルドライヤーを持ってる場合(流れ作業に良い)
- その他
指触乾燥(中間乾燥・半乾燥)する場合はこのままで問題ないです。
プラスティゾルインクを完全に硬化するには空間が必要
インクを最終的に完全に硬化(完全硬化乾燥)するには生地とプラテンの間に空間が必要です。
要は上記の動画の様に、(40秒部分をご確認ください)Tシャツをプラテンから出して、そのまま上に載せます。
プラテンと生地の間に微妙な隙間生まれ、インクの内部温度も上がります。
熱処理 時間を短縮する方法・ポイント
プラスティゾル 乾燥速度上昇剤・柔軟剤(添加剤)500g、1kgをご利用ください。熱処理時間を短縮することができます。
アルミなどのプラテンをお持ちの方は、
熱処理の前にプラテンを予熱して下さい。
温度は約50°C以上をお勧めします。
これだけの予熱で、熱処理時間を短縮することができます。
下記の内容もご確認ください。
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