【Q&A】PVC素材(ポリ塩化ビニル、塩ビ)にプラスティゾルインクで印刷できる?熱処理ができない素材の場合は?<シルクスクリーン プリント>

プラスティゾルインクはPVC素材へのプリントは可能でしょうか?
無理な場合はPVC素材へプリントする方法を教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

基本的には、PVC自体の耐久温度に問題がなければ、プラスティゾルインクでPVC(ポリ塩化ビニル)への印刷は可能です。(プラスティゾルインク自体がPVC系となります。)
しかし、一般的にPVC素材は熱に弱いため、熱処理ができない場合はACTシリーズをおすすめします。

プラスティゾルインクでPVC素材にプリントする場合

一般的にPVC素材は熱に弱い素材です。
プラスティゾルインクを使用する必要がある場合、PVCが熱処理温度に耐えない場合は①を(145-150度までは上げる必要があります)、PVCに何らかのコーティングがあるなど上手く付着しない場合は②をお試しください。
※熱処理が可能なPVC商品の耐久温度によりますので、全てのPVCに有効とは限りません。予めご了承くださいませ。
※下記方法は事前にテストを行うことをおすすめいたします。

①プラスティゾルインク用 硬化乾燥時間促進剤を混ぜる

プラスティゾルインク用 硬化乾燥時間促進剤 0040を使う方法です。

プラスティゾルインク用 硬化 促進剤 0040

通常、プラスティゾルインクは160度で1分の熱処理が必要です。
プラスティゾルインク用 硬化乾燥時間促進剤 0040を混ぜることで、10度程低い温度での熱処理(145〜150度で2〜3分)が可能になります。

②PVCの素材がコーティングされている場合:URボンドを混ぜる

プラスティゾルの接着増進剤 URボンドを使う方法です。

プラスティゾルの接着増進剤(ナイロン、ポリエステル、デニムなど)1kg

プラスティゾルインクにURボンドを混ぜてプリントします。
URボンドを混ぜることにより、表面が硬くなります。

③熱処理ができない素材の場合:ACTシリーズ

▶︎ 玩具・レザー等の軟質ビニル・硬質ビニル・塩ビステッカー・PVC・レコードケースなど・その他ビニル製品・全般に最適・摩擦に強い ACT シリーズ

優れた印刷適性と作業性を持ったインクで、さまざまなビニル製品への密着性、低臭性等の特徴があります。経済性の高いインクです。
ACTシリーズはインクに含まれる溶剤が蒸発すると、インクが堅牢な被膜を形成する1液蒸発乾燥型になります。(硬化剤は必要ありません)

*溶剤インクは単体では粘度が高い場合が多いため、インクの粘度を下げるために<標準溶剤T-912>のご使用をおすすめします。

*<遅乾溶剤T-920><超遅乾溶剤T-980>のご使用はお好みとなります。
ACTシリーズは密着性が優れているかわりに作業時間が短く、5〜10分程で硬化してしまいます。
版の目詰まりが気になる場合には、遅乾溶剤を加えてご使用下さい。

*洗浄溶剤は<T-911><T-15>のどちらもご使用いただけます。

ACTシリーズで必要なものは
・ご希望のカラーインク
・標準溶剤T-912
・お好みにより遅乾溶剤
・洗浄溶剤T-911
となります。

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▶︎ 【Q&A】生地や紙以外(木・金属・不織布・ウェットスーツ・タイベック・ABS・塩ビ、PVCなど)に使用するインクについて

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