説明
商品説明
同じシリーズの中で解像度が高い乳剤(感光液)です。
細線及び網点印に良いAF-140感光乳剤
乳剤の種類 | 耐溶剤性感光乳剤(酢酸ビニール系) |
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特徴 | 接着性、及びエッジの立ち上がりが特にすぐれている。 |
固形分 | 29.4% |
粘度 | 7,000 mPa・s |
最適解像度 | 50μ |
剥離性 | 剥離液により剥離可能 |
ライフ | 2週間(冷暗所保管・感光基混入後) |
ライフ(PS版) | 約1ヶ月(冷暗所保管) |
粘度 | 1,080(mJ/c?)(下記条件の場合) |
混合方法 | 感光基(Qジアゾ)6g 色素(ブルー)18g 水または温水(40℃)94g 乳剤900g *感光基・水または温水を混合後、顔料・乳剤と混合して 約1昼夜放置し、脱泡してご使用ください。 |
用途例 | 電気回路印刷、細線及び網点印刷、曲面印刷等 |
剥離について
剥離液の商品ページをご確認ください。
基本的な感光液を混ぜる方法
- 水(40度以下の温水が好ましい)約94g+ジアゾ(パウダー)を全量入れ、よく混ぜます。
- すべて溶けたら、色素も入れます。(色素はない製品もあります。)その後、乳剤に全て入れてよく混ぜます。
- 顔料がある商品は2番と同時に顔料も入れ混ぜます。
- すべて混ざりきったら、約1昼夜放置し、脱泡させてご使用ください。
- 使用後は冷蔵庫保管がおすすめです。
良くある質問・露光の例(基準)
自作露光器の場合
120メッシュ・30x40内寸・乳剤厚約20μ・蛍光灯(ケミカルランプなど)6~8本・ガラスからの距離約10cm基準
- 感光液を塗るオススメな方法は、前と後ろそれぞれ塗った後に乾燥する。2回目からは前面のみ塗ります。
- 露光時間約10分を基準に自分の環境に合わせて±1分ずつ調節して見て下さい。(大体の場合、10分で問題ありません)
LED真空露光器の場合
120メッシュ・30x40内寸・乳剤厚約20μ基準
- 感光液を塗るオススメな方法は、前と後ろそれぞれ塗った後に乾燥する。2回目からは前面のみ塗ります。
- 露光時間約1分30秒を基準に自分の環境に合わせて±15秒ずつ調節して見て下さい。(大体の場合、1分30秒で問題ありません)
通用
- 初心者の場合微小な穴が空いてしまう場合があります。(目に見えませんが、印刷に露呈します)慣れるまでは、前後各1回づつ塗り、乾燥させる練習をしてください。ある程度慣れてきたら、状況に合わせて乾燥の後にまた塗る→乾燥する感光液を塗る回数が増えるほど製版に厚みがでて、厚印刷印刷になる効果があります。(インクがたくさん押し出される)
- 乾燥乾燥時製版にあたる温度が50度を超えないようにします。(家庭用のヘアドライOK!です。)
- 製版後は硬化のため、光があるところに放置します。
注意安全


取り扱い及び保管上の措置
取扱い
- 容器を転倒、落下させる等の乱暴な取扱いをしないこと。
- 別に定める保護具を着用し、眼や皮膚・粘膜等に触れないよう作業すること。
- 火気のないところで作業すること。
保管
- 幼児の手の届かない室内の冷暗所に密閉して保管すること。
曝露防止および保護措置
設備対策
- 室内の換気を充分に行なう。
保護具
- 保護メガネ、ゴム手袋、防塵マスク 等
記載内容は、現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に 関しては、いかなる保証もなすものではありません。また、記載事項は通常の取扱いを対象としたもので 特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施のうえお取扱い願います。 すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取扱いには最新の注意を必要とします。 ご使用者各位の責任において、安全な使用条件を設定してくださるようお願い致します。 この情報は、新しい知見及び試験などにより改正されることがあります。
この感光液は水性インクでのプリントはかのうでしょうか?
やはりプラスチゾルインクで無いとだめなのでしょうか?
AF140は、水性インクが使えません。
網点印刷はすべてのシリーズ(SM,SO,PP,FL)ご利用いただけます。
SHシリーズは、網点が小さすぎると表現ができません。