説明
シルクスクリーンインク(光沢・汎用)スタンダード プラスティゾル
最も広く使用されている繊維印刷用プラスチゾルインクです。
印刷表面は光沢(つやあり)で表現されます。
印刷
自動機械や半自動機械での多色印刷作業の時(PRINT -> HEAT -> PRINT) 印刷面とスクリーン版のべたつきを最小限に抑えて、作業性に優れています。
スタンダードインクの製作例
80メッシュ 4246 SM Turquoise
- 印刷(2ストローク)
- 半乾燥
- 印刷(2ストローク)
- 乾燥
カラー見本
Base ベース(無色) |
Maroon マルーン |
Turquoise タコイズ |
Emarald Green エメラルドグリーン |
Yellow イエロー |
Lemon Yellow レモンイエロー |
Black ブラック |
White ホワイト |
Orange オレンジ |
Scarlet スカーレット |
Super Red スパーレッド |
Gold Yellow ゴールドイエロー |
Peach ピーチ |
Gray グレー |
Magenta マゼンタ |
Sienna シエナ |
Brown ブラウン |
Purple パープル |
Kelly ケリー |
Mid Blue ミッドブルー |
Navy Blue ネイビーブルー |
Royal Blue ロイヤルブルー |
Mid Green ミットグリーン |
Sky Blue スカイブルー |
パソコンやスマホによっては実際の色と多少異なる場合があります。
こちらの写真も本物の色とは多少異なることがあるます。
スーパーレッドとスカーレットの赤の色味の違い
基本的な赤は「スーパーレッド 」、スーパーレッドより若干黄みがかった色合いが「スカーレット」となります。
硬化温度、時間
160°C・1分
使用メッシュ、スキージー
50メッシュ〜150メッシュ、9mm/75Aスキージー以上
特徴
- 最も広く使用されている繊維印刷用プラスチゾルインクです。
- さまざまなカラーを簡単に実装することができます。
- 直接印刷、転写印刷など、様々な用途に使用可能です。
- 最終熱処理後の表面は光沢(つやあり)で表現されます。
適用
- 濃色生地の場合、低メッシュ(数字が低)と厚膜製版使用すると隠蔽力が高くなるので、製版の厚さと印刷回数を調整して使用して下さい。
- 多色刷りと数回の印刷時に中間乾燥(Flash Cure)が必要なときは、200℃以上で5〜10秒程度が適しています。ただし、印刷の厚さ、その他の作業条件に応じて、未乾燥時の繰り返し熱処理してください。
- 伸縮性と柔らかさ性の向上と硬化促進のためにはFFインクを混合使用すると、良い効果を得るすることができます。ただし、余分な添加時の表面光沢、表面べとつきや隠蔽力の低下が発生することがあるから、約10%以下で混合使用することをおすすめします。
- 表面の光沢をなくしたいときは、マットエージェントを5〜10%の混合使用します。
ECO関連
- CPSIA(Pb、Phthalates)に準拠します。
- Eco-passport、adidas A-01の基準を満たしています。
- 本製品に規制対象物質が含有されていないが、生産の全量検査はしておりません。
- お客様は使用目的に基づいて試験印刷及び各種規制対象物質に対して標本検査後使用することをお勧めします。
その他情報
- 保管:強酸化合物は避け、涼しい場所に保管し(18-32℃)
- 容器の洗浄:ミネラルスピリット、有機溶剤
- 洗濯について:ドライクリーニング禁止、印刷表面はアイロン禁止
- 用途:コットン100%、ポリエステル100%、綿の混紡
ご注意
- 使用前の小型ミキサーやヘラで攪拌するとインクが柔らかくなります。
- 十分に乾燥がされていないインクは生地との接着力が不完全になることがあるので、十分熱処理を介して生地との接着力と耐摩耗性を向上させてください。
- 本作業前に、必ず生地の染料移行性やその他の問題を確認した上、使用してください。
- 製品情報に掲載されていない製品や材料の混合時に、当社ご相談の上ご使用をお勧めします。
使用上の注意
- ご使用の際は保護手袋、ゴーグル、マスクを着用してください。
- 使用後は必ず石鹸を使用して手を洗ってください。又、皮膚に付着した際は速やかに洗い流してください。
- 口や目に入ったりもしくはその疑いがある.皮膚刺激が生じた場合は必ず医師の処置を受けてください。
- 衣服に付着した際は速やかに洗濯をして下さい。
- 直射日光を避け換気された涼しい場所に、密封した状態で倒れないように保管してください。
- お子様の手の届かない所に保管してください。
- 空容器は法の規定に従って正しく廃棄してください。
記載内容は、現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に 関しては、いかなる保証もなすものではありません。また、記載事項は通常の取扱いを対象としたもので 特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施のうえお取扱い願います。 すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取扱いには最新の注意を必要とします。 ご使用者各位の責任において、安全な使用条件を設定してくださるようお願い致します。 この情報は、新しい知見及び試験などにより改正されることがあります。
お世話になっております。ユナイテッドアスレなどのコーチJKTは防水加工ではなく撥水加工のナイロン生地なので油性インクで印刷する場合はボンドを混ぜる必要はないのでしょうか?教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
お世話になっております。
ナイロンボンドが必要かと思います。
撥水加工の既製品にはほぼ使えるかと思いますが
100%ではありませんので、必ずテストプリントをしてからご利用ください。
こちらで光沢プラチゾルインクを購入させていただきました。多色刷りの重ね塗りをする場合、水性インクのように隠蔽力が強いカラーと弱いカラーなどがあるのでしょうか?教えていただきたいです。
また、こちらのプラチゾルインクは換気などはせずに使用しても大丈夫でしょうか?よろしくお願いします。
お問い合わせありがとうございます。
カラーによる隠蔽力に差はございませんが、SMシリーズよりSOシリーズの方が隠蔽力が高くなります。
SOシリーズ マットタイプ プラスティゾルインク
https://premiumt.jp/plastisol-so-ink
*BASEを混ぜると隠蔽力は弱くなります。
また、作業中は換気をされることをおすすめいたします。
よろしくお願い申し上げます。
PremiumT
丁寧でわかりやすい説明をありがとうございました。
油性のインクは版の上にのせたままで、どのくらいの時間放置しても平気ですか?
お問い合わせありがとうございます。
論理的には1年でも大丈夫ですが、もちろん表面に埃が付着したり、製版の目詰まりが多少起こったりが
ありえますので、様子を見つつご判断くださいませ。
スカーレットとスーパーレッドどちらが一般的の赤にちかいですか?
お問い合わせありがとうございます。
二色のみ単純比較した場合、スーパーレッドの彩度が高くスカーレットが暖かく明るい色です。 絶対基準がないため、申し上げにくく、人により赤の基準が違うので何とも言えませんが、スーパーレッドが、一般的な赤に近いと思います。 ちなみに、パントンカラー表調色の場合スカーレットとスーパーレッドは別の方法で使用されます。
ベースとはホワイトのことでしょうか?
もしそうでしたらベースと光沢ホワイトはどの程度の違いでしょうか?
お問い合わせありがとうございました。
恐れ入りますが、お問い合わせの内容が理解できませんでした。
再度メールいただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。premiumT
プラスティゾルでプリントした版を再度使う場合、長時間放置しても乾かず再度プリントできるのでしょうか?
長時間保管する際に必要な事があったら教えてください
宜しくお願いします
基本的には、インクを取り除き、テレピンなどを利用して、適当に拭いてから保管する方法をお勧めします。
しかし、そのようにしなくても問題は大きな問題は発生しません。
少し要所要所固まる現象があり得ますが、後から使用する際にテレピンを利用して、拭き取れば問題ありません。
普通の環境でしたら特別な注意事項はありません。
プラスティゾルよりは、感光液の特性上、湿度に注意してください。
ありがとうございます
お世話になります。
SM-whiteは光沢とありますが、
SO-whiteしか使ってないのでよくわかりませんが、
かなりテカテカな感じでしょうか?
よろしくお願いします。
一般的な光沢塗料程度です。感覚は、個人差がありますが、その程度です。
ただし、適正温度(160〜170を越えていけば必要以上の光沢が強く出ます。)でご利用時です。
どうぞよろしくお願いいたします
プラスティゾルインクの使用方法について質問があるのですが、、
熱処理とはどのようなものでしょうか?
色々とオンラインで検索してみましたが
詳しい熱処理の方法がわからなかったので、専門の方にアドバイスいただけたらと思い質問をしています。
ドライヤー、アイロンなどで熱処理を行う場合、どのように対処すればよいのか
教えていただけますでしょうか?
また、オンラインのサイトに掲載されていた”プラスチゾル乾燥用ヒーティングガン”というのは
どういうものなのかも教えていただきたいです。
当店で扱っているプラスティゾルインクは、ヒーティングガンまたは
フラッシュドライヤーなどの、180度前後の熱の出る乾燥機で
乾かすインクです。家庭用のドライヤーや、アイロンでは乾燥させることが
できません。
ヒーティングガンは、価格がピンからキリまでございます。
以下、当店で扱っているものです。
http://premiumt.jp/web_shop/item/detail/ヒーティングガン800W.html
こちらのヒーティングガンは、普通の家庭用ドライヤーと異なり、
300度前後の熱い熱が出ます。使用方法は、ドライヤーと同じです。
印刷したTシャツなどの布製品(コットンの割合が低いものは、焦げたり変形する場合がございます)
から約15cm程はなして、まんべんなく部分部分に20秒程度ずつ熱が当たるようにします。
熱がまんべんなく当たっていないと、洗濯した後に剥げ落ちてしまう場合がありますので、
ご注意ください。
https://premiumt.jp/web_shop/item/detail/flash-dryer.html
こちらのフラッシュドライヤーは、業務用ですので、大量に制作する場合に便利です。
20秒程度、インクを付けた面に充てるのみです。
はじめまして!シルクスクリーン印刷について幾つか質問あるので教えてほしいです!
いま濃色ボディのTシャツに白でプリントしたいと思っています。今までは水性でしていたのですが、生地に乗っかる感じで少し伸縮性があるインクでしたいと思って探していましたら、そちらで売っている、高隠蔽マットタイププラスティゾルインク 1kg を見つけたのですが、これはいわゆるアメリカンラバーとか言われてる物と一緒で油性ラバーインクなのでしょうか??
版は今持ってる物を使おうと思っています。ジアゾ感光乳剤EX(油性・水性インク兼用)という物を使って作った版なんですけど使えますか??
それから、「プラスチゾル乾燥用ヒーティングガン1500ワット」がないと乾燥できないのでしょうか??家庭用のアイロン等では無理でしょうか??
ご連絡ありがとうございます。
1500ワットのヒーターガンは問題があったので、
800ワットの高性能のものに変更しました。
(本アトリエでも使用している製品)
160度以上の高温の乾燥器がない場合はご利用不可です(アイロンは不可)
プラスティゾルインキは油性ゴム製ラバーとは違いますが、水性というよりは、どちらかというとゴムラバーに似ているインクです。
感光液は、spec的には油性用なら使用可能ですが、ジアゾ感光乳剤EXという製品は、使用した例がないため、判断できません。
当アトリエでは、azofix101を使用しています。
よろしくお願いいたします。
ナイロン生地にプリント可能でしょうか?
防水コーティングされた製品には、ナイロンボンドが必要です。
本ページの関連商品をご確認ください。