説明
以下の3種類があります。
- 低温ホットメルト
- 低温撥水用ホットメルト
- 低温ホットメルト(細かい粒子)
低温ホットメルト
撥水のかかって無い生地に使用。値段は比較的安いです。
綿などの天然繊維、ポリエステルなどの化学繊維にも使えます。
低温撥水用ホットメルト
Printstarの00051-ETというナイロンの生地があり、
印刷が難しい強力な撥水加工がされています。
この生地に接着できるホットメルトとして開発されました。
熱で溶けた時の粘度が低いので、吸水性の無い化学繊維に絡みやすいです。
生地との相性が悪いと密着しないので事前にテストを行って下さい。
低温ホットメルト(細かい粒子)
こちらは粒子が細かいのでインクに混ぜて印刷する事もできるホットメルトです。
振り掛けで使う場合は、空気中に舞いやすいのでご注意ください。
印刷で使うとインクの中でホットメルトが何層も積み重なって、十分なを塗布できます。
振り掛けの場合、インクジェットのインクに1層だけホットメルトが付く事になります。
1層だと粒が小さいので薄い膜にしかならないので、上記のパウダーと比べると少し弱いと思います。
しかし、転写シートの横にはみ出る量が少ないので、ホットメルトが目立ちにくくなります。
濃い色の生地に、ネームタグなどの細かい柄のを転写するのに適しています。
1kgはサンプルとして最初1回のみ購入可能です。
低温のホットメルト
DTF用に開発した振り掛け専用のホットメルトです。
プラスティゾルなどのインクを利用して転写印刷などに活用してください。
従来のホットメルトは160度を必要とする商品でした。
価格が安く広く使用される商品ですが、熱に弱い商品には使用するのが難しい点がありました。
低温ホットメルトは熱に弱い素材に最適な商品です。
粒子が大きいのでスクリーンのメッシュは通りません、振り掛けでお使い下さい。
振りかけ用です。
接着強度
洗濯しても簡単に落ちる事はありませんが、一般的な中温(140~150℃)のホットメルトの比べた場合、
中温のホットメルトの方が強いです。
使用温度
ヒートプレス機で 110~130°C ※80°Cから溶けますが、生地との相性もあるので、基本は110°Cでお使いください。
10秒、圧力250~300g/cm2
印刷工程(ホットメルトを振り掛ける場合)
詳しくは「ホットメルト」の使用方法を参考にしてください。