説明
ホイル、箔、フロッキーなどのプラスティゾル
優れた光沢と高透明性を実現するために開発された製品で、高粘度になっており、他のインクと混合時に、さまざまな演出が可能な繊維印刷プラスティゾルインクです。
直接印刷、転写印刷、Foil&Flocky(箔、フロッキー)と光沢&Spankle接着用など様々な用途に使用可能です。
一般印刷した後その上に本インクを単独でプリントすると(over print)表面の光沢と発色に優れています。
ホイル用にプリント・作業の例
ご注意
プレス後完全に熱が冷めた後、シートを剥がしてください。
熱処理温度、時間
160°C・60秒以上
使用メッシュ、スキージー
HDC:50メッシュ〜150メッシュ、9mm/75Aスキージー以上
HDC + HotMelt:50メッシュ〜90メッシュ、9mm/75Aスキージー以上
プリント例
専用インクを印刷(厚膜をお勧め) → 完全乾燥 → 箔を乗せる → プレス機でプレス(180°C 50秒*) → 冷めてから剥がす → 完成
*作業環境に適した温度を見つけて堅牢度テストを実施してください。
特徴
- 優れた光沢と高透明性を実現するために開発された製品で、高粘度になっており、他のインクと混合時に、さまざまな演出が可能な繊維印刷プラスティゾルインクです。
- 直接印刷、転写印刷、Foil&Flocky(箔、フロッキー)と光沢&Spankle接着用など様々な用途に使用可能です。
- 表面は光沢で表現され、十分な熱処理時に光沢と透明性が向上します。ただし、単独使用時に表面べたつくことがあります。
- 4802:通常のジェルインクです。
- 4808:ジェルインクにホットメルトが入った接着力の強いタイプです。
用途
綿, 綿との合成物, ポリエステル
適用
- 一般的な有色インク(SMシリーズ&SOシリーズ)と金属インクを印刷した後オーバープリント(over print)時、表面の光沢と発色に優れています。
- 単独使用も可能ですが、生地との接着力が良く、ポリおよび合成生地に前処理剤としてご利用いただけます。
- 優れた伸びと引張強度を持ち、スパン生地(Spandex)にも適しています。
- 箔(Foil&Flocky)印刷時ホットメルト(Hotmelt)20%程度を添加すると、効果を最大限にすることができます。
- 洗濯時に印刷物の耐久性に優れています。
- 一般的なインクと混合使用すると、伸縮性と接着性が向上します。
- 多色刷りや、数回の印刷時に中間乾燥(Flash Cure)が必要なときは、200℃以上で5〜10秒程度が適しています。ただし、印刷の厚さ、その他の作業条件に応じて、未乾燥時の繰り返し熱処理して下さい。
- インク容器開封後のインク状態が固いように見えることがありますが、これは製品の特性なので、製品に特に異常はありません。使用前に小型ミキサーやヘラで攪拌すると、スムーズに使用できます。
ECO関連
- CPSIA(Pb、Phthalates)に準拠します。
- Eco-passport、adidas A-01の基準を満たしています。
- 本製品に規制対象物質が含有されていないが、生産の全量検査はしておりません。
- お客様は使用目的に基づいて試験印刷及び各種規制対象物質に対して標本検査後使用することをお勧めします。
その他情報
- 保管:強酸化合物は避け、涼しい場所に保管し(18-32℃)
- 容器の洗浄:ミネラルスピリット、有機溶剤
- 洗濯について:ドライクリーニング禁止、印刷表面はアイロン禁止
- 用途:コットン100%、ポリエステル100%、綿の混紡
ご注意
- 使用前の小型ミキサーやヘラで攪拌するとインクが柔らかくなります。
- 十分に乾燥がされていないインクは生地との接着力が不完全になることがあるので、十分熱処理を介して生地との接着力と耐摩耗性を向上させてください。
- 本作業前に、必ず生地の染料移行性やその他の問題を確認した上、使用してください。
- 製品情報に掲載されていない製品や材料の混合時に、当社ご相談の上ご使用をお勧めします。
使用上の注意
- ご使用の際は保護手袋、ゴーグル、マスクを着用してください。
- 使用後は必ず石鹸を使用して手を洗ってください。又、皮膚に付着した際は速やかに洗い流してください。
- 口や目に入ったりもしくはその疑いがある.皮膚刺激が生じた場合は必ず医師の処置を受けてください。
- 衣服に付着した際は速やかに洗濯をして下さい。
- 直射日光を避け換気された涼しい場所に、密封した状態で倒れないように保管してください。
- お子様の手の届かない所に保管してください。
- 空容器は法の規定に従って正しく廃棄してください。
記載内容は、現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に 関しては、いかなる保証もなすものではありません。また、記載事項は通常の取扱いを対象としたもので 特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施のうえお取扱い願います。 すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取扱いには最新の注意を必要とします。 ご使用者各位の責任において、安全な使用条件を設定してくださるようお願い致します。 この情報は、新しい知見及び試験などにより改正されることがあります。
ホイル(フォイル)、箔、フロッキー可能(プラスティゾル ジェル効果インク)HDCについて教えてください。
ホイルを圧着したあと、完全に冷ましてから剥がしたのですが、ホイルとともにインクが服からはがれてしまいます。
原因として何が考えられますでしょうか?
箔をつける前にインクを平にしようとプレスを1分ほど加えて、
温度を150度、時間を30秒に変更したところうまくいきました。
上記の報告がありました。
ジェルインクと「JELインク」どちらが良く使われてますか?
両方のジェルインクは基本的に光沢と高透明性を実現するためのインクです。プラスティゾルの場合は箔やフロッキーでも使用可能です。
JELインクはシリコン風で、厚版プリントに良い効果があります。JELの商品ページの「加工例」をご確認下さい。これは銀のラメが入った赤と緑のインクを印刷し、その上に透明インクJELを印刷したものです。JELは厚盛用のインクですが、光沢という点ではBR-ZCやSET-Cと同じです。
つまり、ご使用目的によります。