【4色分解ってなに?】

こんにちは、premiumTのさみです。大分久しぶりの更新となります。今後また少しずつシルクスクリーンについての投稿をしていきたいと思います。

さて、本日のトピックです。

【4色分解ってなに?】
うちのアトリエで製作するTシャツでかなり使用する4色色分解という技法。版を4つつくらなければならないため、手間は掛かりますが、写真や絵などの細かいデザインが可能で、効果的な技法です。

4色分解とは、網点(カラーハーフトーン)で表現したC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色を個別に製版し、点描写のCとMとYとKが重なりあって、オレンジ、ブラウン、グリーン・・・などのカラーを表現する技法です。
(画像3 CとMなどが重なり合った部分の拡大)
C+Mが重なりあった部分は、紫に見えます。紫に見える、というだけで、実際は
点が重なり合っているだけなので、CとMしか存在していません。

「ホワイトはないの?」

CMYKには「ホワイト」は存在しません。それは、家庭用のプリンターにホワイトが存在していないというのと同義です。そのため、白地に印刷する場合は、地の白があるため、点描写の無い箇所が
「ホワイト」のように見えますが(実際は印刷がない部分なので、地が見えているだけ)
白地以外のものに印刷する場合は、「ホワイト」の基準が地の色となってしまうため、注意が必要です。

地の色があるもので印刷する場合は、下地にホワイトを引いてから、印刷する方法が有効となります。

「グレーはないの?」

写真の様に、グレーに見える部分も、実際は点描写の多い・少ないにより、グレーに見えたりブラックに見えたりしているだけです。

「どのぐらい細かいデザインが可能か」

点の大きさは、0.5mmが限度です。それ以上の細かい線・デザインは表現することができません。

「デザインの向き、不向き」

水彩画のような淡い色味は、4色分解には向いてないように思います。
写真などのはっきりしたもの、強いイメージが合う原画などでしたら、
シルクスクリーンの味も加わって、力強い表現が可能です。

「洗濯強度」

4色分解用プラスティゾルインクは、洗濯強度もあるのが特徴。

「さわり心地について」

プラスティゾルインクは、水性インクなどと違い、印刷部に凹凸ができ、
ざらざらとしたさわり心地となります。印刷部分に多少の重みができます。

「版ヅレ」

点描写のため、ほんの少しのずれでも、色味が変わってくる場合があります。
それ自体も、手刷りのよさと理解し、コピー機では表現できないアナログ感を楽しむことが大切です。

 

「4色分解の価格」

●製版価格 A4 3000円(1版の価格)×4版 12000円
●印刷価格 400円(印刷1枚あたり)×Tシャツの枚数
●Tシャツボディー価格 550円(一枚単価・printstar CV0085 5.6ozを使用時)×Tシャツの枚数
●送料 550円

上記4点の合計

納期 1週間前後(デザイン入稿・入金後)

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