xx様のデザインです。イラストレーターで制作したロゴイラストをシルクスクリーンプリントする方法をレクチャーします。
製作環境
- ソルベントフィルム
- 8ステーションx8カラーロータリー
- 50x60cm flash dryer(200v)
- プラスティゾルSO(マット)シリーズのグレーで印刷しました。
- 120メッシュ40x50cm アルミフレーム + AF120
- 9mmの75Aスキージー
初心者ガイド
印刷面が広いプリントをするときは、スキージの両端を掴んで印刷します。
映像のようにスキージが70〜80度程度に角度を立てて鋭く印刷します。
75A〜85A程度のスキージ適当ではないかと思います。
製版
テンション 約20(N/cm)
約18wの 蛍光灯 6~8個のライトボックス , 10cm間隔で 10~15分
真空機がない場合3mの55スプレーのりでフィルムと製版を密着。
印刷
※映像をご覧ください。
AF-120を利用、製版の膜厚(厚さ)を上げます。
ただし、一度の印刷で仕上げる方が良いです。
黒の生地に白プリントのような印刷方法は、今後公開します。
メッシュのテンションと印刷時の力、速度調節が一定になるように気をつけてください。
仕上げ
熱処理がうまくいかない方が意外に多いです。
熱処理装置(フラッシュドライヤー、表面温度計)がなく、ヒーティングガンなどで熱処理される方は、想像の時間よりも3倍の熱処理をすることをお勧めします。
製版が厚いほど、インクの厚さも厚くなります。
熱処理にご注意ください。
数回程度の洗濯で色落ちしたりひび割れてしまったら、熱処理不足が原因です。