説明
商品説明
製版にコーティング膜を形成してスキージング時に発生する熱による物理的な耐久性が高くなります。 撥水接触角:2倍、撥油接触角:5倍
落版できなくなりますが、2倍以上の強度に版を強化できる「硬膜剤」
例:SD-40(ハードナーN無し)は一般的には500~1000枚印刷できますが、ハードナーNを塗った場合は1000枚以上印刷可能になります。
例2:AF-120の製版にハードナーNを塗ると水性インクでも印刷可能となります。
容量
A液 450g、B液 450g
特徴
- 硬膜効果で耐水・耐溶剤性が格段に増加
- 安価な乳剤にもフッ素効果を付加し高い撥水・撥油性を与える
使用法方
- 各A・Bボトルをよく振った後、両液を1対1に混合します。
- 露光、現像、乾燥、再露光の後、版の両側に刷毛・スポンジ・スポンジローラー等を用いて軽くムラのないよう充分に塗布します。
- 塗布後、液や残膜による目詰まりを防ぐため、エアーガン・布等で画像部分に付着した液を取り除いてください。
- 約10分の自然乾燥の後、熱風(約40~50度)で約30分乾燥させます。
Notes&Data
- A・B両液混合後は、一ヶ月以内に使用してください。
- 皮膚に付着した場合には、よく水で洗流してください。万が一目に入った場合は、2%の重炭酸ナトリウム液でよく洗浄してください。
- 絹紗及びナイロン紗には使用できません。
- ステン紗の錆の原因となる場合があります。
- 作業中は、ゴム手袋、保護めがねおよび保護マスクを着用して下さい。
- ハードナーで強化した版は、剥離は出来ません。
撥水接触角:2倍、撥油接触角:5倍
SD-40 | SD-40+HARDNER-N 処理 | |
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撥水 | 46.1° | 101.6° |
撥油(n-hexadecane) | 13.2° | 66.8° |



危険有害性情報
- 重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
- 吸入するとアレルギー・喘息または呼吸困難を起す恐れ
- 曝露により呼吸器の障害
- 長期にわたるまたは反復曝露により呼吸器・歯への障害
- 水生生物に有害
記載内容は、現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に 関しては、いかなる保証もなすものではありません。また、記載事項は通常の取扱いを対象としたもので 特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施のうえお取扱い願います。 すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取扱いには最新の注意を必要とします。 ご使用者各位の責任において、安全な使用条件を設定してくださるようお願い致します。 この情報は、新しい知見及び試験などにより改正されることがあります。