説明
パフインク・発泡 用 プラスティゾルインク
印刷物を膨張させて立体的に引き立てできるプラスティゾル発泡インクです。
制作例
特徴
- 印刷物を膨張させて立体的に引き立てできるプラスティゾル発泡インクです。
- 発泡透明70〜80%に一般有色インク(SM&SO)20〜30%を混合使用してください。発色不足時にはミックスカラー(MCシリーズインク)を混合使用して下さい。
- 最終熱処理後の表面はマットで表現されており、発泡部分は滑らかでべとつきがありません。
適用
- メッシュは90~130の首の使用をお勧めします。高メッシュ(130メッシュ以上)使用時は滑らかな印刷面を表現できます。
- 一般的なインク(SM&SO)と混合使用可能です。
- 多色刷りと数回の印刷時に中間乾燥(Flash Cure)が必要なときは、200℃以上で5〜10秒程度が適しています。ただし、印刷の厚さ、その他の作業条件に応じて、未乾燥時の繰り返し熱処理して下さい。
- 一般的なインクに比べて伸縮性と粘着力が不足するため、伸縮性と接着力が要求されている生地は、(FFストレッチインク)を混合使用すると、良い効果を得ることができます。ただし、余分な添加時の発泡効果が減少することがあります。
- 印刷後、高温と長い熱処理時間は、発泡面の縮小と表面の光沢が発生することがありますので、温度と時間調整に留意して下さい。
熱処理後以下のイメージの様にインクが形成されます。
印刷例:3回印刷(印刷 → 熱処理 → 印刷 → 熱処理 → 印刷 → 熱処理)
使用メッシュ、スキージー
80メッシュ〜130メッシュ、9mm/75Aスキージー以上
適用例
- 80メッシュの場合はハードな表面になる。
- 130メッシュの場合いは柔らかい表面になります。
熱処理温度、時間
160度 50秒~60秒
制作例
乾燥後、パッド部分がぷっくり膨らんでいるのを確認します。
ECO関連
- CPSIA(Pb、Phthalates)に準拠します。
- Eco-passport、adidas A-01の基準を満たしています。
- 本製品に規制対象物質が含有されていないが、生産の全量検査はしておりません。
- お客様は使用目的に基づいて試験印刷及び各種規制対象物質に対して標本検査後使用することをお勧めします。
その他情報
- 保管:強酸化合物は避け、涼しい場所に保管し(18-32℃)
- 容器の洗浄:ミネラルスピリット、有機溶剤
- 洗濯について:ドライクリーニング禁止、印刷表面はアイロン禁止
- 用途:コットン100%、ポリエステル100%、綿の混紡
ご注意
- 使用前の小型ミキサーやヘラで攪拌するとインクが柔らかくなります。
- 十分に乾燥がされていないインクは生地との接着力が不完全になることがあるので、十分熱処理を介して生地との接着力と耐摩耗性を向上させてください。
- 本作業前に、必ず生地の染料移行性やその他の問題を確認した上、使用してください。
- 製品情報に掲載されていない製品や材料の混合時に、当社ご相談の上ご使用をお勧めします。
使用上の注意
- ご使用の際は保護手袋、ゴーグル、マスクを着用してください。
- 使用後は必ず石鹸を使用して手を洗ってください。又、皮膚に付着した際は速やかに洗い流してください。
- 口や目に入ったりもしくはその疑いがある.皮膚刺激が生じた場合は必ず医師の処置を受けてください。
- 衣服に付着した際は速やかに洗濯をして下さい。
- 直射日光を避け換気された涼しい場所に、密封した状態で倒れないように保管してください。
- お子様の手の届かない所に保管してください。
- 空容器は法の規定に従って正しく廃棄してください。
記載内容は、現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に 関しては、いかなる保証もなすものではありません。また、記載事項は通常の取扱いを対象としたもので 特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施のうえお取扱い願います。 すべての化学製品には未知の有害性があり得るため、取扱いには最新の注意を必要とします。 ご使用者各位の責任において、安全な使用条件を設定してくださるようお願い致します。 この情報は、新しい知見及び試験などにより改正されることがあります。
熱処理はヒートガンで十分できますか?
可能です。
しかし、現実的にはワンポイント程度の印刷面積をお勧めします。
熱を加える面積が大きいほど難しくなるので、お勧めしません。
時間と適切な距離をメモし、洗濯堅牢度をテストしてください。
毎回同じ条件で熱処理を行ってください。
熱処理後の色は白っぽくになりますか?
もし直接この発泡インク印刷して加熱後は透明ですか白ですか?
無色ですが、単独で印刷すると発泡スチロール様な白になります。
顔料は入っておりませんので顔料の色ではございません。
質問失礼します。
発泡インクで印刷すると、
まだらに浮き出てくるのはなぜでしょうか?
全体的には浮き上がってくるのですが、
文字”H”の横棒の部分がいつも浮き上がってこないです。何か対処法などありましたら、教えてください!
お問い合わせありがとうございました。
可能性としましては、
*インクの混ざりが足りない
*熱処理がうまくいっていない(熱処理はヒーティングガンでしょうか?)
*Hの真ん中の部分が細すぎる、インクがメッシュを通っていない
上記が疑えると思います。テンションの関係もあると思います。
他の製版で別の位置でもお試しください。
テストをする他ないと思います。
いつもHの部分がうまくいかないというのは、同じ製版でテストしていらっしゃいますでしょうか?
もしその場合は、製版を再度作り直す必要があるかと思います。
通常細いラインでも発泡します。
下記の動画をご参考にして下さい。
https://youtu.be/7iXmLIOBWo4
カラーは無色と記述ありますが、様々なカラーに着色することは可能でしょうか?
お問い合わせありがとうございます。
光沢プラスティゾルをご利用てください。
マットプラスティゾルの場合はマットエージェントを添加してください。
多少色が変わりますので、テストしてみてください。
メッシュは80メッシュがお勧めとの事ですが、120メッシュでも問題なく使用できますでしょうか!? ご回答、宜しくお願い致します。
お問い合わせありがとうございます。
発泡インクは、当社で販売しているインクに
混ぜてご利用いただけます。
インクの配合割合は、(発泡インク:他のインク「汎用インクなど」)7:3、8:2の割合で混合された使用 。
製版をするとき、感光剤を厚めに塗ってください。( 厚膜用感光液120の使用もお勧めいたします )
メッシュは80メッシュがお勧め。