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シルクスクリーンTシャツ自作したい方のためのガイド

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このページでは、シルクスクリーン印刷でTシャツを自作したい初心者の方へ向けて、必要な道具から制作工程、インクの洗浄までの全体的な流れをご紹介します。また、よくある失敗やコストを抑えるための工夫も一緒にまとめています。

どのタイプの印刷方法が自分に合っているのかを確認してから各ページへお進みください。
わたしたちのアトリエでは、プラスティゾルインクをおすすめしています。

1. シルクスクリーン作業の基本フロー

  • 感光:感光液を用意し、スクリーンに塗布して乾燥させます。
  • 製版:フィルムをスクリーンに密着させて露光し、洗浄してデザインを作ります。
  • 印刷:インクを使ってTシャツの上にプリントします。
  • 乾燥/洗浄:印刷後に熱を加えてインクを定着させ、使用したスクリーンを洗浄します。

2. 準備物一覧(必須道具とキット)

道具名説明
スクリーンフレームアルミまたは木製、感光・印刷用
感光液水性または油性、デザインの露光用
スキージインクをスクリーンに押し込む道具
インク油性(プラストゾル)または水性
ホルダー/クランプスクリーンを固定する道具
ヒートガンまたはドライヤー感光液の乾燥や印刷後の定着用
水洗い道具シャワー、ホース、洗浄ブラシなど

3. 感光工程(露光まで)

  • 感光液を約40度のぬるま湯で混合
  • フレームの両面に感光液を塗布し、乾燥
  • フィルム(デザイン)をスクリーンに密着固定
  • LED露光機または露光ランプで約10分間露光
  • シャワーやブラシで洗浄し、イメージを形成

Tip:感光液は冷蔵保存すれば数日間使用可能です。

4. 印刷工程

  • スクリーンをプリンターホルダーに固定
  • Tシャツをセットし、インクを置いてスキージで2〜3回引きます
  • ヒートガンやTシャツ乾燥機で熱を加えてインクを定着

注意:印刷後の乾燥が不十分だと、洗濯でインクが落ちることがあります。

5. インクの除去と洗浄方法

インクの種類洗浄方法
水性系インク水または専用クリーナー
油性系インク専用洗浄液または溶剤が必要

スクリーン洗浄後はよく乾かして保管してください。

6. よくある失敗と解決のヒント

  • 露光不足/過剰 → 画像が薄い、洗浄中に消える → テスト印刷&時間調整をおすすめ
  • インクのにじみ → スキージの角度が不安定 → 垂直に押し引く練習
  • スクリーンの破れ → 無理な洗浄や乾燥不足 → 柔らかいブラシを使用

7. お役立ち情報(初心者向け追加ガイド)

DIY道具でコスト削減

  • 木材で自作スクリーンフレーム、重い本でスクリーン固定などで低コストスタートが可能

露光時間の参考表

感光液の種類メッシュ数露光時間(弊社のLED目安)露光時間(蛍光灯目安)
KV-203120メッシュ約50秒約10分

カラー分解の基礎

  • 多色印刷には、色ごとにデザインを分けて別々のスクリーンを使用

おわりに

最初は難しそうに見えるかもしれませんが、シルクスクリーンは慣れるほどに楽しさと創造性が広がる作業です。ぜひこのガイドを参考に、ゆっくりとチャレンジしてみてください。体験キットを活用すれば、より手軽に始めることができます!

ご不明な点があれば、いつでも「お問い合わせ」ボタンからご連絡ください。

制作例

水性用の感光液(SD-40 SD-80)製版制作例

2025年からSD-80が代替品です。

UV露光機 約15分露光後(LEDタイプの場合は約2分)

製版について

  1. バケットに混ぜたアゾフィックスを入れる。
  2. 表→裏→乾燥【ヒーティングガンドライヤー】→表→裏の順に塗る。厚過ぎても薄すぎてもNG。また、穴が出来た場合は、もう一度(うまくいくまで)Ⅰへ戻る。何度やってもだめな場合は、メッシュに埃などが付着している可能性があるので、メッシュを洗う。
  3. 版が完全に乾燥したら、シルクスクリーン用フィルムPPCフィルムなどの半透明の紙(または透明のフィルム)に印刷したデザイン画を密着させ(スプレーのりなどを利用)、感光台の上へ載せ、さらに上から重しになる本などを乗せる。
    ライトを気を付けて、感光時間10分前後。
  4. 感光が終わったら、取り出してシャワーでデザインのある部分を中心に、まんべんなく水を噴射させる。
    できるだけ速く作業する。デザインの部分を手で擦るなどをしないこと。
    デザインのある部分がぼやけず、ハッキリと落ちたら完成。
  5. ドライヤーなどで乾燥させる。

製版オーダーメードについて

製版が困難な方は、当店の製版オーダーメイドをご利用ください。

印刷について

当店の感光液の種類ー油性ベース(プラスティゾル)

  1. ホルダーへデザイン感光の終わった、完全に乾燥している版を取り付ける。
  2. Tシャツなどを、MDF版に取り付ける。(スプレーのりを利用)プラテンテープをプリント台に付けると汚れを防げる。(必ず必要なものではありません)
  3. プラスティゾルインク(またはプラチゾル、プラスチゾルとも言います)は、初め堅いので、よく混ぜてから利用する。各種用途に合わせてインクを利用。(各ページに詳細があります)カラーは同じモデルの場合それぞれ混ぜ合わせて使用可能。ベースインク(半透明)は、濃度を低くしと硬度を柔らかくするために使用する。
  4. 版の上にヘラなどを使い、インクを乗せる。(I)の形に乗せる。スキージは、80度程度で、あまり力を入れ過ぎずに。(70%ぐらいの力で)ベタ塗りの場合汎用インクは、ブラックの生地に明るい色を乗せる場合、2~3回のスキージングが必要。
  5. フラッシュドライヤーヒーティングガンでの乾燥乾燥が足りないと、洗濯して落ちてしまう原因に。一か所20秒程度を目安に、充分にゆっくりと乾燥させる。また、生地に近づけすぎると、生地を焦がしてしまうため、20cmぐらいの間隔を保つこと。乾燥したかを調べるには、生地のプリントのある部分を強く両側に引き、インクが割れなければ完了。

当店の感光液の種類ー水性ベース(染み込みインク、水性バインダー)

  1. ホルダーへデザイン感光の終わった、完全に乾燥している版を取り付ける。
  2. Tシャツなどを、MDF版に取り付ける。(スプレーのりを利用)プラテンテープをプリント台に付けると汚れを防げる。(必ず必要なものではありません)
  3. 水性インクの場合、そのまま、あるいは同じ水性インク同士混ぜて使用する。このように自由にネオカラーを混ぜ合わせて、様々な色を作ることができる。
  4. 版の上にヘラなどを使い、インクを乗せる。(I)の形に乗せる。スキージは、80度程度で、あまり力を入れ過ぎずに。(70%ぐらいの力で)ベタ塗りの場合汎用インクは、ブラックの生地に明るい色を乗せる場合、2~3回のスキージングが必要。
  5. 自然乾燥も可能で(30分~1時間)、速乾するために家庭用ヘアドライヤー、ヒーティングガン、あるいはフラッシュドライヤーなどを利用して乾燥が可能。

油性インク制作例

プラスティゾル使用

ラビーを使用

版についたインクの除去

油性(プラスティーゾル)の場合

大方のインクをへらなどで除去した後、布にクリーナー(テレピン)ミネラルスピリットまたは油性、水性インク目詰まり解消スプレーを付けて除去できる。

再度印刷する予定のある版の場合、インクはそのままにしてOK。乾燥することはない。

水性の場合

  1. 水拭きします。
  2. 50℃以下で乾燥する。(自然乾燥OK)

サポートについて

メールまたはページ内サポートを受け付けています。

簡単なことからお気軽にご質問ください。

ご質問の内容は、今後のサポート向上のため、premiumTブログで紹介させていただく場合がございます。

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シルクスクリーンキット【セット】

  1. 水性プリント体験キットまたは油性プリント体験キット初めてシルクスクリーンに触れる方におすすめの当店のセットです。
  2. シルクスクリーンのアルミ製版キットアルミ製版を作る方におすすめの当店のキットです。

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