AF101とは?
感光液。シルクスクリーンの版を光で変化させて、黒い部分のみが反応して
水で洗うときれいにはげ落ちる。その部分にインクを刷り込んで、印刷を実現させる。
ジアゾタイプ(DIAZO TYPE)で
環境に良くない、重クロン酸(sodium dichromate)が含有されたコンソールシリーズ (コンソールシリーズは良いことは良いですが..) とは違います.
細密な作業のためには普通 AF-101 以上の数字のバージョンをお勧めしますが,
私の経験では、この製品だけでも充分に細密な作業をすることができます。
(私の場合この製品のみを主に使います.)
この製品の短所としては、湿り気に弱いという点をあげることができます。
日本のようにじめじめする天気が多い場合にはその短所がたびたび現われたりしますが,
この短所というのが工場のように大きい規模の場合に見られるものなので、
1~300枚位作り出す規模単位(私のように)のアトリエには
あまり大きく作用しないです.
あるいは短所を補うために, コーティング(類題がはげアンドにコーティングすること:Hardner-n)をすることもできます.
原色分解あるいはとても細い線(ベクターソフトウェアで約 0.6pt程度は充分に表現可能)位非常に立派な製品だと考えられます.
実際に、とても幅広く色んな所で使われる製品です.
当店でも販売しているのでこちらをクリック! af-101 感光液
乳剤の種類 耐溶剤性感光乳剤(酢酸ビニール系)
特徴 露光時間の幅が広く、作業性が良い。
固形分 29.7%
粘度 13,000 mPa・s
剥離性 剥離液(レクリーン400)により剥離可能
ライフ 約1ヶ月(冷暗所保管・感光基混入後)
ライフ(PS版) 約1ヶ月(冷暗所保管)
混合方法 感光基(Qジアゾ) 6g
色素(ブルー) 18g
水または温水(40℃) 94g
乳剤 900 g
*感光基・水または温水を混合後、顔料・乳剤と混合して 約1昼夜放置し、脱泡してご使用ください。
用途例 POP等看板関係、その他一般印刷関係