いわゆる疑似エンボス、ニスで紙表面にザラザラの質感を加工したものですが、それに似た加工を自作出来ないかと考えております。
透明インクを使ってシルクスクリーンで表現することは可能でしょうか。
リオトーン加工のお問い合わせは、透明バインダーを使用するのが前提だと思います。
透明ではない加工も含めてご案内します。
リオトーン印刷とは
疑似エッチング印刷はリオトーン印刷ともいい、従来のエッチング(腐食させた金属材料を使用した加工法)を使わずに、エッチングやエンボス調の風合いを表現する華飾印刷です。専用のUVインキ(無色)を、UV照射装置に通して紫外線をあてることで独特の凹凸のある印刷物ができます。実際はインキ部分(乾くと半透明)が盛り上がっていますが、光を乱反射させるので目の錯覚で凹んでいるように見えます。また、樹脂ビーズを使った疑似エッチングはより透過性が高いため落ち着いた色調になり、きめの細かい表現ができます。 ソース:大和グランド株式会社
金属粉やパール粉が配合されたインク
金属表面をエッジングしたような光の反射があります。
金属粉の特徴


- 強い金属光沢があります。
- 水濡れによる変色(サビ)が起こる事があります。
- 顔料で着色できる商品もあります。
パール粉の特徴


サビがでないので扱いやすいです。
再帰反射

- 細かいガラスのビーズが配合されたインク。
- 細かいガラスのビーズが配合されたインク。
- 添付写真はアルミがコーティングされた灰色のビーズです。
- 透明のビーズを配合したインクもあります。
透明グリッター

- 細かい透明のラメ加工。
- 添付写真はフィルムでほごしてるので表面が平らになっていますが
透明インクに配合して印刷した場合は、表面に荒いザラザラ感がでます。
透明ひび割れ加工

- 印刷膜が薄いと細かく割れ、厚みがあると大きな面で割れます。
- 混ぜ物を加工になります。
- UVインクと比べると、水性インクの柔らかさが目立つかと思います。
斑点加工

- カプセル状になった顔料が配合されたバインダー。
- 粒子の大きさが揃っていない為、ザラザラした感じは強いです。
エンボス加工

- 印刷表面に、特殊な型紙をプレスする事で凹凸模様をつけます。
- 凹凸の図柄は6種類あります。(3D、CIRCLE、CROCODILE、OSTRICH、FUR、CARBON)
- 印刷するインクは透明ではありません。
- 金色の箔などを張り付けることで、金属光沢を表現出来ます。
以上リオトーン印刷インクのご紹介でした。
宜しくお願い致します。