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【Q&A】フラッシュドライヤー(スポットドライヤー)の温度設定や乾燥・硬化時間について(オレンジモデル)<シルクスクリーン 熱処理>

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4月1日から一部の商品の価格を5~12%アップします。

日頃ご愛顧いただきましてありがとうございます。最近の円安の影響と輸入品及び原材料の価格が上昇し、それに伴い各メーカーの製品価格も上がりました。この状況を踏まえ、誠に不本意ながら、弊社としても価格を見直させていただく必要が生じました。 4月1日から次の商品の価格を5~12%アップします。 プラスチゾルインク〜1kg(4kg以上の商品は現状価格を維持)一部の水性インク類〜1kg(5kg以上の商品は現状価格を維持)アルミニウムおよびメッシュ類の商品その他機械製品 *...

オレンジモデルについて

温度センサーがあり、一定温度に達すると自動OFFになります。
プラテン感知センサーはありません。

温度が60度あるいは90度以上に上がらないのはなぜですか?

基本的にはプラテンがない状態では、空間が空いているため一定の温度以上にはなりません。
フラッシュドライヤーにプラテン(熱処理対象)がある場合、温度が上昇します。温度センサーが示す方向の温度を測定します。

160度に到達するのに時間がかかるのはなぜですか?

温度の検出は、温度センサーが指す方向の温度を測定します。
例えば、印刷表面の実際の温度は160度に到達していたとしても、フラッシュドライヤーと印刷物のスペースが空いているため、発生する熱が瞬間的に外に抜けていくので、温度センサーの温度と実際の印刷物の表面温度は異なります。

温度測定

温度測定センサーガンなどを利用して、160度の到達温度がフラッシュドライヤーセンサーでは何度になるかを確認して、温度を設定してください。
また、天候や作業室の湿度・温度と密接な関係がありますので、ご使用の度に基本的な設定を変更する必要があります。
連続印刷作業をする場合はプラテンの温度上昇作業室の内部の温度、湿度なども変化するので、作業中は都度温度をチェックして進行してください。

こまめに非接触レーザー温度計で表面の温度を測ります。

煙が出るのはなぜですか?

少しの煙の場合は水分の蒸発のため問題ありません。
必要以上の煙が発生した場合や焦げた臭いがする場合、また必要以上に激しい光沢のある場合はインクが焦げているということになります。
煙が出ないように、フラッシュドライヤーとプラテンの距離と温度設定を調節してください。
*少々インクが焦げてもインクの特性は大きく変質しません。

※プリント面との距離、乾燥・硬化時間のテスト結果

テスト程度仮乾燥完全硬化
10cm約15秒
約10秒*
約60秒
約50秒*
5cm*約5秒*約20秒*
3cm*約4秒*約15秒*
*ファンを動作
※当店の環境上のテスト結果です。あくまで参考程度にしてください。

フラッシュドライヤーの動作原理について

まず下記ページを最初にご確認いただき、基本的な熱処理の概念をご理解いただければ幸いです。

▶︎ プラスティゾル インクの 熱処理 のやり方(熱をかける方法)

トンネルドライヤーがなく、フラッシュドライヤー単独で硬化する場合

上記内容での温度とはフラッシュドライヤーの温度センサーではなく、温度測定センサーガンなどを利用して、印刷物の印刷面の温度を測定してください。

フラッシュドライヤーを起動してウォームアップを行います。
プラテンは、約25秒間隔で5分〜10分間回転し、全体的に加熱します。
最終熱処理時に必ず下の画像のように印刷物はプラテンから取った状態で熱処理してください。

 最終熱処理時にはプラテンから印刷物を外します。

硬化方法について

最終的な硬化方法①

プラスチゾルは、160度で約1分間熱処理をする必要があります。
本フラッシュドライヤー(オレンジモデル)は、設定温度に達すると自動的にOFFになります。
したがって、理論的には160度で1分間熱処理ができませんので、温度センサーを逆利用して175度(最大180を超えないよう)に設定を合わせます。
設定温度に達すると、OFFされるようにします。
これは少なくとも3回繰り返し、インクの内部まで完全に熱を渡す必要があります。
※印刷の厚さが厚い場合は、反復回数を増やしてください。

最終的な硬化方法②

こちらは最も多くの方が使用する方法です。
フラッシュドライヤーの温度計を最大温度に設定自動OFF機能を解除します。
タイマーを利用して、時間を見て熱処理をします。

例えば160秒に達するまで10秒かかり、175〜180度に達する時間が20秒であれば、20秒でタイマーを作動させて、これを根拠にプラテンを回転させます。
基本的に最終的な硬化は、少なくとも3回繰り返し、インクの内部まで完全に熱を渡す必要があります。
※印刷の厚さが厚い場合は、反復回数を増やしてください。

中間(プリントを重ねる途中)の乾燥方法

中間乾燥は、上記最終硬化方法に合わせて進んでください。
手で印刷したインクの表面に触れて確認します。
一般的に、5〜20秒前後(印刷物に応じて)熱処理インクが手につかない場合、適切な設定です。

インクが指についてこないか確かめます。

各インクの硬化について

各インクの商品ページにて記載している硬化温度と時間で熱処理します。
上記プラスチゾル硬化する原理と同じです。

硬化時間について

実際は使用する方のプリントするタイミングにより、印刷物との距離、温度設定、硬化時間は変化します。
弊社ではスポットドライヤーでは長い秒数での熱処理は行いませんので、プリント面とドライヤーの距離は3cm、熱処理時間は7秒と短く、回転台を動かして細かく熱処理を繰り返します。
一般的には10cm前後の距離で1分前後または5cm前後の距離で30秒前後の熱処理が目安です。
ご自身のベストなタイミングでの温度設定や硬化時間の設定になるよう、お試しいただければと思います。

その際に重要なのが、プラテンに余熱がある状態であること、インクが厚すぎないこと(厚いと内側が乾かない)、常に温度を測ることです。

下記Q&Aページでは弊社での熱処理方法をご紹介しています。
ぜひご参照ください。

▶︎ 【Q&A】ロータリー(回転式)印刷機使用時のスポットドライヤー(フラッシュドライヤー)での熱処理、ブルーモデル(プラテンセンサー付)がおすすめな理由は?

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