プリントの際、プリント面がにじんだり、シャツ接触面側の版のデザインまわり1mm程に、インクが付着してしまうことがあるのですが、これはどういったことが原因になってしまっているのでしょうか?
考えられる原因:
力が入りすぎて、版が押されて発生したように思います。
(印刷されるのを見ずに正確な判断は難しいですが。)
上記が原因と仮定して、 インクを攪拌して可能な限り滑らかにします。
(ベース混合も一つの方法です。)
解決方法:
インク返し → 1回スキージング → ベーキング → インク返し → 1回スキージング → ベーキング
のように1回ずつだけのスキージングをする方法があります。
上記の方法で製版にインクがにじみ出ることを最小限抑えることができます。
スキージング時インクが製版(デザイン部分)に残らないようにします。
(インクが完全に通過して出ていかなければならない。)
※上記映像では説明のために、ゆっくりと印刷しています。
考えられる2番目の原因:
製版のテンションが弱くメッシュがー押されている(動いている)
解決方法:
製版のメッシュのテンションを高め、メッシュが動くのを最小限に抑える。
その他
オフコンタクトを利用して印刷する方法
上記のページをご確認ください。
最も理想的な印刷速度を出すことができる方法は、正確な力*、速度、スキージの角度の調節です。
※実際にはスキージング時に大きな力がかからないようにするのが理想的です。こちらは練習をして解決するしかありません。