私たちの形態はあくまで「アトリエ」だ。
ファクトリーではなく。
その違いは何かといえば、私たちは作品を発表するために製作をしており、
製作自体を目的としている工場とは違うのだ。
私たちは、自分たちのアートワークの傍らオーダーを請け負っている。
アトリエである私たちにオーダーする人たち
私たちのアトリエに来る人はどういう人がいるだろうか?
- アートイベントで販売するために来たアーティスト
- ダンスイベントで販売するために来たダンサー
- ショップ販売のために来たアート系の会社
- 展示会用のTシャツを製作しにきたファッションデザイナー
主に私たちのオーダーTシャツに興味を持ってくださるのは、
上記の様なクリエーターの方々だ。
それでは、彼らが私たちに興味を持ってくださる理由はなんだろう?
premiumTはどんなTシャツをつくっているか
韓国ソウルでのTシャツ製作
私たちがブランドを立ち上げたのは、7年前のこと。
ブランド名はTcollector(Tシャツの収集家)だ。
始めは何の疑問もなく既成のTシャツにプリントを外注に出す形で製作した。
ところが・・・
Tシャツのボディーは思ったより着心地が悪く、おしゃれかと聞かれたら
「何の変哲もない、普通のTシャツ」としか言いようがなく、
プリントに関しても、工場に直接出向きいちいち指示をしないと心配になってしまう
ような状況で、こんな状態なら、直接自分たちで作ってしまった方がいい、
という結論になり、活動をスタートさせた。
当時私たちは韓国のソウルにいた。
そこはTシャツ製作するには絶好の場所だった。
韓国ソウル東大門の問屋街とは
- シルクスクリーン機材の問屋があり、日本に比べて安い。
製作について細かい点まで聞くことができる。 - 東大門に大きな生地の問屋街があり、流行の生地からありとあらゆるパーツまで
手に入る。規模は日暮里の比にはならない。
なんと1970年からの歴史があり、
アジアでは最大の規模を誇る。4300もの店舗数。
仕事をしている人だけで5万人、
一日の訪問客が15~20万人というのだから、1日では簡単には見て回れないことが
分かると思う。それだけの店がやっていける規模の需要があるのだ。
A館からD館の5階まであり、所せましと店がならんでいる。
場所は東大門地下鉄出口9番を出てまっすぐ行くと、すぐ左手にある。
ざっとそんな環境だ。
そんな中、パターンとシルクスクリーンプリントの技術を独学しながら
Tシャツ製作の道を切り開いていった。
そんな中、私たちは「着心地がよく、首元も詰まっていない、おしゃれな
Tシャツをつくりたい」という願いの詰まったTシャツをつくった。
それが、これだ。
私たちは実際にTシャツを販売しているため、【売るためのTシャツ】というものが
何かをよく知っている。TcollectorのTシャツは、ビレッジバンガードウェブサイトや、
各店舗、プレミィコロミィ、ノイシュタットなどの雑貨店で販売している。
卸売販売をしているということがクオリティーの保証となるかと思う。
さて、アトリエで製作するメリットをそろそろ考えてみたい。
アトリエで製作するメリット4点
- メリット① 着心地の良いボディー・おしゃれなボディーにプリントできる
- メリット② プリントするカラーを指定できる(指定の色をこちらでつくる)
- メリット③ 版を流用して、Tシャツやポロシャツなどにプリントできる
- メリット④ ネームタグプリントができる
などざっと4点挙げられる。
その他、
- スキャン 無料
- 黒ペンで描いたものをイラストレーターで自動補正する 無料
- ロゴデザイン(フォントのみ)無料
こういったデザインの部分でのサービスも決め手になり得るかもしれない。
ファクトリーでオーダーTシャツをつくっても、アトリエでつくっても、
結果的に出来たTシャツが同じになりそうだったら、安い方を取った方がいい。
でも、私たちにオーダーすることで一つでもメリットが得られそうな方は
ぜひ一度検討してみていただきたい。
私たちも新しいアーティストやダンサーとの出会いをいつも心待ちにしている。