説明
転写シートを作る方法として
インクジェットプリンターを使用した「DTF」が人気になっています。
オーロラ
グリット
ゴールド
寸法について
横幅600mmのロールでの出力
印刷出来る範囲は横幅570mmまでとなります。
A3サイズ
600mmのロールに印刷して、A3サイズにカットします。
その為A3の大きさ丁度に印刷出来ます。
一回り大きくカットして出荷します。
印刷する時は横長の向きで印刷すると思います。
なのでデータ自体も横長のA3で設定して頂いた方が安心です。
横幅420mm、高さ297mmになります。
ご注意!細い線は転写できません。
- 細い線(約1mm以下)は転写できません。
- 転写後、必ず熱が完全に冷めてからゆっくりと剥がしてください。
※ 上記の内容による転写不可能については、当社は責任を負いかねます。
1枚〜の出力サービス
- 印刷範囲(A3または570mm)内に図柄を配置したデー タを入稿して下さい。
- 1個のデータと枚数を指定して頂ければ印刷可能です。
- 50個(5m)から徐々に安くなります。
- カット代が発生します。(+400円)
複数の図柄をシー ト1枚に並べるので、使用する際は切り離す必要があります。
切りやすいように図柄の間隔は5mm以上開けて配置して下さい。
入稿の形式 ai eps jpg pdf png psd tifなどです。
画像デー タの場合、解像度は300dpi推奨ですが、150dpiでも印刷は可能です。
ロールの最小注文単位のサイズ:10個(570mm x 1m)
デザインデータ作成時の注意事項
- A3の場合は横420mm X 縦297mmまで印刷可能です。
- ロールの場合は必ず横幅57cmを固定※軸として、縦10cm単位で作業してください。
デザインデータが2mの場合、横57cm、縦200cmで作業してください。 - 横長に作業する場合、プリンターで縦に変更して印刷する過程で「円弧の効果」などが解除されるなどの問題が発生します。この場合、当社の作業者も気付かないことがあり、結果的にデザインと異なるものが出来上がる可能性があります。
- データ作成時、上記のように背景の白色は除いてください。背景を除いた(ベタ抜き)イメージを高解像度の原本を送ってください。
- 添付のファイルを参考にしてください。
- DTFはデータに基づいて計算されるため、最終データがなければ詳しい見積もりができません。
- DTFのデータはCMYKプロセスカラーのみ対応です。ドキュメントのカラーモードは必ずCMYKで作成下さい。
- RGBで作成されている場合は本来の色味と異なります。ご注意下さい。
- 印刷に適切な解像度(300dpi~350dpi)を目安に、画像をご準備下さい。(例:元の画像が70dpiから300dpiに変更しても、画質は良くなりません。)
データ出力フィルムの購入について
ロールの場合10cmごとに1個を購入してください。
例えば、合計1500cm(15m)が必要な場合は、150個を購入してください。
購入された最終単位でカットします。
例:30個(3m)を購入した場合、3mでカットします。(1mごとにカットしません。)
プレス条件
熱処理機(プレス、またはアイロン*)があれば、印刷可能です。
130°C (500g/cm2)
1回目 プレス15秒、冷却剥離
2回目 プレス10秒(汚れていない離型紙を乗せて下さい)
*アイロンでも可能ですが、思ったより長い時間熱処理をしてください。
熱処理が不足すると、洗濯時にひび割れが生じたり、取れてしまいます。
ご注意!細い線は転写できません。
- 細い線(約1mm以下)は転写できません。
- 転写後、必ず熱が完全に冷めてからゆっくりと剥がしてください。
※ 上記の内容による転写不可能については、当社は責任を負いかねます。
印刷結果について
プラスチゾール ラバーインク 顔料系インクとは質感が異なります。
最近市販されているTシャツのプリントが多いです。質感を言葉で説明するのは難しいですが、薄いフィルムを貼り付けたような感じです。
一般的な印刷以外の利用用途を考えることができます。
- ネームタグの代わりに印刷
- 凹凸のある場所に印刷(起毛生地の内側など)
- パーカーの帽子部分、肩の端(印刷機にセッティングしにくい場所に印刷)など
白版データの作成が不要
ホワイトインクを塗布するプリント方法では「白版データ」の作成が必要になるケースがありますが、本サービスでは白版データの作成不要でPNGデータをそのままプリントすることが可能です。
「DTF(DTFプリンター)」とは?
DTFは“Direct to Film”または“Digital Transfer Film”の略称で、フィルムにデータを出力し、商材に印刷するための転写シートを作成する手法のことです。この転写シートを作成するのが「DTFプリンター」になります。これまでさまざまな転写シートの作成方法がありましたが、このDTFシステムは安価ながら高品質かつ、だれでも手軽に作成できる手法で、2020年の春頃にヨーロッパなど海外で普及し始め、2020年の秋頃から世界で急速に拡大しています。
転写シートの作成における工程を自動で行うため、省力化や生産コストの削減が実現できるDTFは価格競争が激しいウェアプリント業界でも有効です。大量生産から小ロットにも対応可能で、プリント市場の拡大に貢献する画期的な印刷方法と言えます。
DTFプリンターでは、まず水性顔料インクで専用の転写シートにインクジェットプリントし、出力されたデザイン部分のみにパウダー状のホットメルトバインダーが塗布されます。そのままヒーターを通してパウダーが固まり、転写シートを作成します。この工程をDTFプリンターが自動で行ってくれるので、人手が必要な作業はフィルムをカットし、転写シートをボディにセットして熱プレスをかけるだけ。「カス取り」「リタック」「製版」「白版データ作成」などは一切不要で、デザイン周りにフチが付かず、従来の転写プリントでは再現が難しかった細やかなデザインでも1点からプリントすることができます。色落ちや生地の伸びによる割れにも強く、洗濯耐性が高いところも特徴です。
DTFの印刷プロセス
- デザイン作成:デジタルデータとしてデザインを準備します。
- フィルムへの印刷:特殊なDTFプリンターを使用して、デザインを透明フィルムに印刷します。この時、カラーインクの上に白インクが印刷されます。
- パウダーの適用:印刷されたフィルムに融着粉(ホットメルトパウダー)を均等に振りかけます。この粉が後で生地にインクを固定します。
- 加熱と乾燥:フィルムを加熱し、パウダーをフィルムに融着させます。乾燥機やヒートプレスを使って行います。
- 転写プレス:加熱したフィルムをTシャツやその他の生地に置き、ヒートプレス(テフロンシートとアイロンでもOK)を使用して高温で圧力をかけます。このプロセスでインクとパウダーが生地に転写されます。
- 冷却と剥離:プレス後、生地を常温で冷ましてから、フィルムをゆっくりと剥がします。デザインが生地に転写されています。
- 完成:転写されたデザインが生地にしっかりと固定され、カスタマイズされた商品が完成します。
このプロセスにより、鮮やかな色彩と高い耐久性を持つカスタムプリント商品を作成することができます。
上記の2~4までが弊社の「DTF出力サービス」です。
ご注意!細い線は転写できません。
- 細い線(約1mm以下)は転写できません。
- 転写後、必ず熱が完全に冷めてからゆっくりと剥がしてください。
※ 上記の内容による転写不可能については、当社は責任を負いかねます。
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