シルクスクリーン教室レポートVOL.2

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今日からシルクスクリーン教室がスタート!

オリジナルTシャツを一緒につくっていきます。

今日の教室には、Tシャツビジネスに興味を持っているおタケさんがいらっしゃいました。

●デザイン製作

今回の参加者おタケさんは、デザインのアイデアとして、雑誌をお持ちになりました。

雑誌をスキャナーで取り込んで、イラストレーターで編集。

スキャンデザイン

photoshopscan

イラストレーターのライブトレース機能を使って、簡単にトレース。

少しいびつな部分がありますが、今回はシルクスクリーン体験ということなので、

この辺はご愛敬で・・・。

illustratorデザイン

2.製版

まずは、感光乳液(アゾフィックスNO1)を版に塗っていきます。

はじめは手元がおぼつかないため、なかなかまっすぐに塗ることができず、

しきりに「難しいな~」とおっしゃっていました。

完璧にできるようになるまで、何度か練習が必要な部分ですね。

感光乳剤01

表裏、2回ずつ感光乳剤を塗ったら、乾燥させ、また再度感光乳液を塗ります。

「どのタイミングで乾燥したってわかるんですか?」という質問をいただきました。

「手で触ってみて、しめった感覚が残っていなければ、乾燥は終了して大丈夫です。」

とお答えしたのですが、そのしめった感覚というもの事態が分かりにくかったようで・・・。

講師は長年シルクスクリーンをやっているので手の感覚でわかってしまうんですが、

はじめはなかなかつかみにくいと思うので、始めは長めに乾燥させて、これ以上乾燥できない!

というところまで完璧に乾燥させるのがいいと思います。あとは経験ですね!

感光乳剤02

60度ぐらいの角度で一気に下から上に、感光乳剤を塗ります。

上の部分で終了するときに、感光乳液が版につきやすくなるので、

容器を版に押しつけるようにして、90度にして終了してください。

感光乳剤03

3.感光の準備~感光

レーザープリンターで印刷したデザインフィルムを版につけます。

このとき、版とフィルムの間に空気が入らないよう、スプレーのり(55番)を

ふり掛けてから接着していきます。

感光乳剤04

空気が入らないように、一か所からはじめて、空気を押し出すように接着。

感光乳剤05

このあと、ライトボックス(蛍光灯6本でつくったボックス)の上にデザインフィルムを接着した版を載せて

10分待ちます。待ち時間はデザインの複雑さによって変わっていきます。デザインが複雑になればなるほど、

待ち時間が短くなります。

4.洗い流す

反応した部分を水で洗い流します。

はじめの1分が肝心!

はじめは強い水で、20秒ぐらい流したら、次は霧吹きで流していきます。

一番体力のいる部分かもしれません・・・。

感光乳剤06

強い水で洗い流します。少しずつ、光で反応した部分だけ流れ落ちていき、

元の生地の色が見えてきます。

感光乳剤07

スプレーを強めに吹きます。

洗う01

吹きかけたら、たまに手で擦ると取れやすくなります。

洗う02

デザイン部分がすべて洗い落ちたように見えたら、一度光にかざして、洗い残しの部分がないか

チェックします。かなり細かい部分で落ちてないところがある場合もあるので、入念に。

5.乾燥

横に寝かせて上から乾燥させます。のこった水滴で必要な部分が流れないように、横にします。

乾燥

6.感光乳剤で仕上げ

必要な部分を洗い落してしまった部分があれば、感光乳剤を楊枝にとって薄く塗り、乾燥させます。

埋める

7.ライトボックス

再度ライトボックスに載せ、3分程度待ちます。長めに時間をとっても問題ありません。

8.プリントするカラーづくり

当アトリエでは主に「プラスティゾル」インクを使っています。油性タイプで空気乾燥しません。

160度程度まで上がるヒーターで乾燥させます。

今回は、カラーは当アトリエで準備したものを使いました。

ご希望であれば、CMYKのカラーを調合して、カラーづくりをしていただきます。

9・プリント

一番のお楽しみがプリント作業です。

まずは、スキージ(下の写真参照。インクを塗っている木とゴムでできたものです)

まずはスキージの使い方の練習。

普段は80度ぐらいの角度で。厚めに刷りたいときは、スキージを寝かして45度ぐらいの角度で、

薄めにプリントしたいときは90度に立ててプリントします。

グリップは押すのではなく、掴む感覚で。

これも慣れですね。

「なるほどね~」と、一つづつ確認していくおタケさん。

はじめは力の加減が分からず、インクが版に残ってしまいましたが、

2回目からはこつをつかんできました。

プリント

ホットガンで乾燥。プラスティゾルは自然乾燥ができないので、熱処理をしないとだめです。

ホットガンもホームセンターで買えますよ!160ぐらいの温度で、一か所10秒ぐらいずつまんべんなく

熱を当てていきます。

練習乾燥

いよいよ本番です!

Tシャツを版台にセット。版台もホームセンターで切ってもらったMDFです。

位置を確認しながら・・・。

Tシャツセット

本番のプリント!Tシャツ制作のクライマックスです!!

本番いんさうt

黒Tシャツなので、3回重ねて印刷しました。

はじめ2回印刷して、乾燥させ、最後に1回印刷。

2回目まではなんとなく生地の色が薄く見えてましたが、3回目で

きれいにオレンジになりました。

重ね印刷をしたので、乾燥は念入りに!

本番乾燥

最後に質問タイムをとって、第一回目のシルクスクリーン教室無事終了!

おタケさん、ありがとうございました!

わからないことがあったらまた聞いてください~!

イベントオリジナルTシャツアップ&アンケート!!

ancestorイベント用オリジナルTシャツ

オーダーメードで受け付けてたTシャツです。

アーティスト名(SYMBOL-ISM           ) 

活動内容(ダンサー               ) 

  1. 今回premiumTでオーダーするに到った経緯を教えてください。
    (販売のため、展示のため、スタッフTシャツ用など)

イベントの為。販売の為  
 

2.アーティスト活動の内容をご紹介ください。

ダンス公演、振り付け、イベントプロデュース  
 

3.premiumTでのTシャツ製作で、印象に残ったことがあったら教えてください。  

レスポンスが速い!野菜Tがカッコいい!! 

 
 4.今後premiumTに求めることがあれば、お聞かせください。

ボディの生地付きのカタログがあったら嬉しい。。 

 代々木のダンスラウンジANCE

アンケート、ありがとうございました!

アーティストファイル001 イナイタカオミ

イナイタカオミ様イメージ

アーティストオーダーTシャツ製作アンケート

アーティスト名

(イナイ タカオミ ) 

活動内容

(梱包用テープを使用したイラスト製作) 

1.今回premiumTでオーダーするに到った経緯を教えてください。

 (デザインフェスタにて、Tシャツを購入しました。自分でもTシャツを作ろうと思っていた時だったので、購入したデザイン性や着心地を考慮した際にお願いいたしました。) 

2.アーティスト活動の内容をご紹介ください。 

( LIVE ART・イラスト・デザイン・壁画アートなど。) 

3.premiumTでのTシャツ製作で、印象に残ったことがあったら教えてください。   

1枚1枚を丁寧にTシャツを作る姿や、作り手とアーティストの距離感がよく

こちらの要望にも応えてくれて、良いTシャツが出来上がったと思います。

1枚1枚を大切にしていきたいと思いました。) 

4.今後premiumTに求めることがあれば、お聞かせください。 

Tシャツの種類が多いのは良いのですが、1つ1つの大きさがバラバラなので

イラストのサイズを決めるのが難しかったです。

生地や色の豊富さは有難いので、サイズの統一感が少し欲しかったです。)

アーティストの方とTシャツ制作2

今日夜6時から、アーティストの方にアトリエに来ていただいて

ドキドキのプリントに立ち会っていただいた。

水性インクは速乾性なので、少し遅延剤を混ぜてもすぐに乾いてしまうため、

今日その場で色をつくってもらった。

赤、青、黄色、白の適量を紙コップに調合して、きれいな茶色を作っていく。

かなり地道で根気の入る作業。色ときちんと向き合える時間だ。

さすがアーティスト、「なんか楽しい」と言いながら、根気よく楽しんで色作りをしていただいた。

普段なかなか3原色で色を作る機会がないので、新鮮な作業になった。

(私はTシャツ制作が日常茶飯事なので、3原色で色をつくってますが、それでも

なかなか思った色を作るのが難しい・・・。)

裾ギリギリまでプリントのあるTシャツは、テストの時ドキドキだったが、

黒、赤、金というオーソドックスでなじみのいい色合いのため、

思ったとおり、最後の金の色がプリントされたとき、場にいた全員が感嘆の声をあげた。

「すごいいい!」

鮮やかで、少し寿チックで発色がたまらなく気持ちいい。

Tシャツ製作で一番やりがいを感じる瞬間でもある。

 

その後同じ色を、少しくすんだピンクのTシャツにプリントしてみたが、

金が思いのほかうまく発色せず、断念。

Tシャツプリントは、パソコン上で色合わせしてみてもうまくいかない。

本番で刷ってみないと、微妙な印刷位置など、調整が利かないのだ。

今回も、事前に紙印刷したデザイン画を、Tシャツに合わせてみて、

実際の印刷の位置を調整した上、製版をし、Tシャツにプリントしたのだが、

中の一つに、実際に印刷をしてみたら、「あれ、思ったよりインパクトがないぞ。」

というものがあった。デザイン画のサイズが気持ち小さい印象なのだ。

アーティストの方は、「やっぱりこれじゃあ小さいんで、左右に4センチくらい大きくします。」

ということで、再製版することになった。(製版代が余計にかかるにも関わらず、

納得がいくまで妥協しない姿勢はさすがアーティストです)

そんなこんなで、9時半ごろまでTシャツ制作の現場に立ち会っていただいて、

すべて決定し、終了。

これからすべてのTシャツをプリントして、5日後にはお手元にお届けする。

最初から最後まで、目で見て確認していただいたため、

確実に喜んでいただけるのがわかってるため、すごく気持ちがいい仕事をした気分。

楽しい作業だった。