【Q&A】【印刷】黒のTシャツに印刷する方法

明るい色を黒または濃い色のTシャツに印刷する場合、

一度で印刷するのは難しいです。

一度印刷した後、十分に乾燥させ、もう一度同じように印刷するのが

ポイントです。シルクスクリーンの技術の見せどころですよ!

シルクスクリーン機材販売ページ

【Q&A】【製版】版の再利用は可能?

一度感光をして、何回も印刷した版も、きれいに拭けば再利用可能です。

匂いの強い薬品を使うので、マスクも必ずつけてくださいね!

【必要なもの】

へら、テラピン(テレピン)、ぼろ切れ(ウエス)数枚、ブリーチ、ゴム手袋、マスク

①大方のインクをヘラで削ぐように取る。

②テラピンを含ませたぼろ切れで、表、裏をきれいに拭く。

(完璧に落ちるまで繰り返す)

③版の目もきれいに透明になったら、水場でブリーチ(家庭用の漂白剤)を表裏にかける。

(浸ける必要はありません。まんべんなく掛ける感じです)

④10分くらい置いたら、水道水できれいに洗う。

【Adobe Photoshop CS3】 シルクスクリーンCMYKによる原色分解

シルクスクリーンでCMYKの原色分解したものをプリントしたい場合の
photoshopCS3による設定方法

2016年3月24日 情報を更新しました

⇧phoshop CCをご利用の方は上記の記事をご覧ください。

印刷までの流れをまとめました。

1. まず、Tシャツ印刷する、イメージを選択してください。
*このTシャツのイメージは、当店のクリエーターGONGDUSTのブランドGONGdustでつくったリフォームTシャツの作品です。


2. 「イメージ」>「モード」>「CMYK」
おそらく大部分RBGの状態ですので、CMYKに変更してください。


3.CMYKに変更されました。


4.右下のチャンネルで確認してください。
①CHANNELをクリックしてください。
②右にあるやじるしをクリックします。


5.SPILT CHANNEを選択します。

6.ファイルがCMYKの4つに分散されるのが確認できます。


7.印刷作業です。
FILE⇒PRINTを選択。
COLOR MANNERMENTをOUTPUTに変更します。(ハーフトーンにするためです。)


8.OPTION下のSCREENをクリックし、上の赤2のCHECKを変更します。


9.FREQUENCY(45オススメ)とANGLE(45オススメ)を調節し、SHAPE(ROUNDオススメ)を選択します。


10.最後にピントを確認するためにPRINTING BARSをCHECKします。

 

*この情報は2013年9月18日の物です。photoshop の新バージョンでは、一部変更されている部分があります。

シルクスクリーン教室レポートVOL.2

シルクスクリーン教室のお知らせはこちら

今日からシルクスクリーン教室がスタート!

オリジナルTシャツを一緒につくっていきます。

今日の教室には、Tシャツビジネスに興味を持っているおタケさんがいらっしゃいました。

●デザイン製作

今回の参加者おタケさんは、デザインのアイデアとして、雑誌をお持ちになりました。

雑誌をスキャナーで取り込んで、イラストレーターで編集。

スキャンデザイン

photoshopscan

イラストレーターのライブトレース機能を使って、簡単にトレース。

少しいびつな部分がありますが、今回はシルクスクリーン体験ということなので、

この辺はご愛敬で・・・。

illustratorデザイン

2.製版

まずは、感光乳液(アゾフィックスNO1)を版に塗っていきます。

はじめは手元がおぼつかないため、なかなかまっすぐに塗ることができず、

しきりに「難しいな~」とおっしゃっていました。

完璧にできるようになるまで、何度か練習が必要な部分ですね。

感光乳剤01

表裏、2回ずつ感光乳剤を塗ったら、乾燥させ、また再度感光乳液を塗ります。

「どのタイミングで乾燥したってわかるんですか?」という質問をいただきました。

「手で触ってみて、しめった感覚が残っていなければ、乾燥は終了して大丈夫です。」

とお答えしたのですが、そのしめった感覚というもの事態が分かりにくかったようで・・・。

講師は長年シルクスクリーンをやっているので手の感覚でわかってしまうんですが、

はじめはなかなかつかみにくいと思うので、始めは長めに乾燥させて、これ以上乾燥できない!

というところまで完璧に乾燥させるのがいいと思います。あとは経験ですね!

感光乳剤02

60度ぐらいの角度で一気に下から上に、感光乳剤を塗ります。

上の部分で終了するときに、感光乳液が版につきやすくなるので、

容器を版に押しつけるようにして、90度にして終了してください。

感光乳剤03

3.感光の準備~感光

レーザープリンターで印刷したデザインフィルムを版につけます。

このとき、版とフィルムの間に空気が入らないよう、スプレーのり(55番)を

ふり掛けてから接着していきます。

感光乳剤04

空気が入らないように、一か所からはじめて、空気を押し出すように接着。

感光乳剤05

このあと、ライトボックス(蛍光灯6本でつくったボックス)の上にデザインフィルムを接着した版を載せて

10分待ちます。待ち時間はデザインの複雑さによって変わっていきます。デザインが複雑になればなるほど、

待ち時間が短くなります。

4.洗い流す

反応した部分を水で洗い流します。

はじめの1分が肝心!

はじめは強い水で、20秒ぐらい流したら、次は霧吹きで流していきます。

一番体力のいる部分かもしれません・・・。

感光乳剤06

強い水で洗い流します。少しずつ、光で反応した部分だけ流れ落ちていき、

元の生地の色が見えてきます。

感光乳剤07

スプレーを強めに吹きます。

洗う01

吹きかけたら、たまに手で擦ると取れやすくなります。

洗う02

デザイン部分がすべて洗い落ちたように見えたら、一度光にかざして、洗い残しの部分がないか

チェックします。かなり細かい部分で落ちてないところがある場合もあるので、入念に。

5.乾燥

横に寝かせて上から乾燥させます。のこった水滴で必要な部分が流れないように、横にします。

乾燥

6.感光乳剤で仕上げ

必要な部分を洗い落してしまった部分があれば、感光乳剤を楊枝にとって薄く塗り、乾燥させます。

埋める

7.ライトボックス

再度ライトボックスに載せ、3分程度待ちます。長めに時間をとっても問題ありません。

8.プリントするカラーづくり

当アトリエでは主に「プラスティゾル」インクを使っています。油性タイプで空気乾燥しません。

160度程度まで上がるヒーターで乾燥させます。

今回は、カラーは当アトリエで準備したものを使いました。

ご希望であれば、CMYKのカラーを調合して、カラーづくりをしていただきます。

9・プリント

一番のお楽しみがプリント作業です。

まずは、スキージ(下の写真参照。インクを塗っている木とゴムでできたものです)

まずはスキージの使い方の練習。

普段は80度ぐらいの角度で。厚めに刷りたいときは、スキージを寝かして45度ぐらいの角度で、

薄めにプリントしたいときは90度に立ててプリントします。

グリップは押すのではなく、掴む感覚で。

これも慣れですね。

「なるほどね~」と、一つづつ確認していくおタケさん。

はじめは力の加減が分からず、インクが版に残ってしまいましたが、

2回目からはこつをつかんできました。

プリント

ホットガンで乾燥。プラスティゾルは自然乾燥ができないので、熱処理をしないとだめです。

ホットガンもホームセンターで買えますよ!160ぐらいの温度で、一か所10秒ぐらいずつまんべんなく

熱を当てていきます。

練習乾燥

いよいよ本番です!

Tシャツを版台にセット。版台もホームセンターで切ってもらったMDFです。

位置を確認しながら・・・。

Tシャツセット

本番のプリント!Tシャツ制作のクライマックスです!!

本番いんさうt

黒Tシャツなので、3回重ねて印刷しました。

はじめ2回印刷して、乾燥させ、最後に1回印刷。

2回目まではなんとなく生地の色が薄く見えてましたが、3回目で

きれいにオレンジになりました。

重ね印刷をしたので、乾燥は念入りに!

本番乾燥

最後に質問タイムをとって、第一回目のシルクスクリーン教室無事終了!

おタケさん、ありがとうございました!

わからないことがあったらまた聞いてください~!

自作シルクスクリーン 初めて編 教室

 

 

 

シルクスクリーン教室Tシャツ制作体験フィルム

一緒につくった人

まやちゃん

まずは、デザイン決めから。

数分ペンを持って悩んだあと、

渡されたクロッキー帳に遠慮がちにちまっと下書き・・・。

ペンをクロッキー帳につけてすぐ

「できた!」

は、早いです・・・。

ということで、デザインはマヤちゃんの「M」とぷくっとした唇に決定!

スキャン

下書きをスキャンして、photoshopに取り込み、レイヤーわけをして、

画材の質感を使い分けることができるpainterにて色づけ。

当店でシルクスクリーンターンテーブルに次いで高価な、wacomのモニターで直接

ペイントです。

painterというソフトには、クレヨン、アクリル、ガッシュ、色鉛筆、コンテ、水彩・・・などなど、

思い当たる画材がすべて表現できるツールが付いています。

あくまでデジタルペイントだから、完全なリアルさは出せないけど、Tシャツのデザインには

欠かせないソフトです。(わたしには)

画材の質感をチェックして、いざ色塗り!

大胆なタッチで、豪快に色を塗りたくってくれました。

いい味だしてます。

フィルムの印刷

さて、いよいよフィルムを印刷します!レーザープリンターがウィンウィン豪快な音を立てながら、

排出作業をしてくれます。これまた時間がかかるんだ・・・。

マヤちゃんお持込みの「おいしい牛乳」を生かして、ココア休憩です。

ここからは、未知の世界!

シルクスクリーン体験です。

感光液

まず、感光液を冷蔵庫から取り出して、ステンレスの容器に移します。

液体は体についたら危険そうな、緑色。でも大丈夫、毒性はありません。

グロテスクに光った緑の感光液を、シルクを張った版にゆっくりと塗っていきます。

「80度ぐらいの角度にして、まっすぐ下から上に塗ってきます。」

表が終わったら裏も。

そのあと2回目。今度は、塗る感覚ではなく、そぐ感覚で。

ひゅるるるるると、シルクとステンレスがこすれあう歯がゆい音がします。

一度乾燥。約7~8分。家庭用のドライヤーで、丁寧に。

完全に乾いたら、3度目の塗りを両面。

また乾燥。

版の完成!

ライトボックスにのせる

この次は、光を使って版にTシャツのデザインをつけていきます。

フィルムにスプレーのりを噴射して、空気が入らないように注意しながら、

丁寧にフィルムを版に載せます。

シルクスクリーン教室Tシャツ制作体験版にフィルムを載せる

きれいに張り付いたら、ライトボックスの上に。

「あれ、これも作ったの!?」とマヤちゃん。

はい、これもお手製です。倹約倹約・・・。

シルクスクリーン教室ライトボックス

ライトに載せて、7分待ちます。

プラスティゾルインクを混ぜて色づくり

待っている間にカラーづくり。

うちでは、プラスティゾルを使っています。油性でべたべたしているインクで、手に着いたら

ちょっと厄介。紙コップに1回分、ごく少量をとっていきます。

カラーは、ホワイト、ブラック、スカーレット(レッド)、ブルー、イエローの5色。

これらを混ぜて色を調合します。

シルクスクリーン教室 プラスティゾルカラー調合

マヤちゃんは、ブラックをそのままと、鮮やかなレッドを調合。

この作業も7分を待たないまま、すぐに終わってしまいました。仕事早いです!

シルクスクリーン教室

そうこうしている間に、ライトに載せた版も終了。

シャワーで版を抜く

取り出して、水場へ。

水道に水圧が出るように特殊な蛇口をつけたホースで、強さを微調整しつつ、

洗い流していきます。先ほどデザイン部分を黒で印刷したフィルムを載せた版ですが、

光によって、黒い部分のみ反応して、水を付けるとあら不思議、きれいに緑の

感光液が落ちていきます。

水の強さの加減がすごく大事なポイント。

強すぎると、必要な部分まで洗い流し兼ねないので、注意して洗っていきます。

「わたしもやる!」と積極的なマヤちゃんでした。

シルクスクリーン教室版の乾燥

ドライヤーで版を乾燥

そのあと、すぐにドライヤで乾かします。水で流れ落ちないように、版を寝かせて

上からドライヤーを当てます。

完全に乾燥したら、版についた、ピント用などの、余計な穴をふさぐため、

いらない部分のみ、再度感光液を薄くつけ、乾燥させます。

シルクスクリーン教室版完成!

シルクスクリーン教室ピントを合わせる。

とうとう印刷

シルクスクリーンのステーションに版をセットして、下にピント合わせのための

フィルムを置きます。今回は一枚のTシャツのみに印刷するために版を制作したので、

一枚の版に2カラー分をつくりました。

シルクスクリーン教室プリント

シルクスクリーン教室 プリント風景

いよいよまやちゃんも印刷!これが一番の醍醐味です。

成功するかな・・・ドキドキ。

「お、うまい!」

結構な腕前で、印刷してくれました。

ポイントは、80度ぐらいに寝かせて70%ぐらいの力でスキージ(印刷用の、ごむべら)

を引くこと。

シルクスクリーン教室Tシャツにプリントしたインクの乾燥

ヒーティングガン

200度まで熱が上がるドライヤー。間違って髪を乾かさないように・・・。

今回は1枚なので、大型のドライヤーはお休みです。

シルクスクリーン教室 Tシャツ完成!

完成!!!

真ん中じゃつまらない、ってことで、「心臓の位置(マヤちゃん談)」に印刷。

ロックです!素敵な作品になりました。

いっぱい着てねー!

シルクスクリーン教室Tシャツ制作体験作品

シルクスクリーン教室Tシャツ制作体験作品

シルクスクリーン水性インクの使い方

シルクスクリーン水性インク使い方

1.インクを置く。

2.まずはひとまず印刷。

3.スキージを元の位置に戻す。

4・インクを版にかぶせるようにスキージを動かす。

*乾燥を防ぐため

水性インク
特別な機材なしで使うことができるからはじめてでも使えちゃうインク。

ですが、 初心者が何枚も刷り出すのがとても難しい・・・。

版の上にに乗せたインクは、2、3回刷っただけで乾燥してしまってシルク

の穴を阻んでしまいから。

だから少しの ノウハウが必要です。
写真1

上のようなやり方で刷れば、何百枚、何千枚でも刷ることができちゃいます

よ!

 

*一枚だけ刷る場合はすぐに洗ってしまうのがベストです。
*遅延剤っていうのがありますが、遅延剤はあくまで遅延剤。
暑い夏はすぐに乾燥してしまいます・・・。間違えっても
乾燥しかけのインクで印刷しないように!

固まったインクがダマになってしまいます。

スクリーンメッシュについて

千葉県市川市にあるアトリエpremiumTのオーダーTシャツへのリンクはこちら↓

シルクスクリーンアトリエpremiumTロゴ

120メッシュ
↑↑↑ 120メッシュ ↑↑↑

★スクリーンメッシュについて★

シルクスクリーンが「シルク」と呼ばれるのは、この白くてつやつやしているシャーによります。
光沢感があり、つるつるなのが特徴です。

ナイロン・テトロン:一本の糸で織られた モノフィラメントメッシュで 製版 印刷がし易く出来ています。
高メッシュまで(およそ500くらい)製造されており 精密印刷には欠かせないでしょう。
被印刷物にもよくなじみ オープニングが大きいため インクの通りもよく印刷適正は非常に良好です。
薬品に強くスクリーン自体の劣化が少なく大量印刷にも耐えられます。
特に 注目すべきは 再版を繰り返してもスクリーン強度は損なわれません。
(出展:http://www2.famille.ne.jp/~n-kogei/n-kogei/screen/mesh.html

★使用メッシュ(目の粗さ)★

120メッシュ

うちでは、Tシャツ用のみで使用しています。
数字が大きくなればなるほど、目が細かくなります。
目の細かいものはそれだけインクの透過性が悪くなります。
最近のTシャツは、かなり繊細なデザインが多いので、このぐらい目の細かいものが経験上適切だと思います。

★スクリーンメッシュの購入先★

江口孔版http://www.echonet.co.jp/
メッシュ株式会社http://www.mesh.co.jp/index.html
そのほか、「スクリーンメッシュ」で検索するといくつか販売代理店が出てきます。

シルクスクリーン製品について(アゾフィックスNo.1)

af101

アゾフィックスNO.1とは?

感光液。シルクスクリーンの版を光で変化させて、黒い部分のみが反応して

水で洗うときれいにはげ落ちる。その部分にインクを刷り込んで、印刷を実現させる。

ジアゾタイプ(DIAZO TYPE)で
環境に良くない、重クロン酸(sodium dichromate)が含有されたコンソールシリーズ (コンソールシリーズは良いことは良いですが..) とは違います.

細密な作業のためには普通 AF-101 以上の数字のバージョンをお勧めしますが,
私の経験では、この製品だけでも充分に細密な作業をすることができます。
(私の場合この製品のみを主に使います.)

この製品の短所としては、湿り気に弱いという点をあげることができます。

日本のようにじめじめする天気が多い場合にはその短所がたびたび現われたりしますが,
この短所というのが工場のように大きい規模の場合に見られるものなので、
100‾500枚位作り出す規模単位(私のように)のアトリエには
あまり大きく作用しないです.
あるいは短所を補うために, コーティング(類題がはげアンドにコーティングすること)をすることもできます.

原色分解あるいはとても細い線(ベクターソフトウェアで約 0.6pt程度は充分に表現可能)位非常に立派な製品だと考えられます.

実際に、とても幅広く色んな所で使われる製品です.

当店でも販売しているのでこちらをクリック! af-101 感光液

乳剤の種類  耐溶剤性感光乳剤(酢酸ビニール系)
特徴      露光時間の幅が広く、作業性が良い。
固形分    29.7%
粘度      13,000 mPa・s
剥離性    剥離液(レクリーン400)により剥離可能
ライフ      約1ヶ月(冷暗所保管・感光基混入後)
ライフ(PS版) 約1ヶ月(冷暗所保管)
混合方法   感光基(Qジアゾ)  6g
   色素(ブルー)  18g
   水または温水(40℃)  94g
   乳剤 900 g
*感光基・水または温水を混合後、顔料・乳剤と混合して  約1昼夜放置し、脱泡してご使用ください。
用途例   POP等看板関係、その他一般印刷関係

http://www.kuritakagaku.co.jp/(参考サイト:株式会社栗田化学研究所)

アーティストの方とTシャツ制作2

今日夜6時から、アーティストの方にアトリエに来ていただいて

ドキドキのプリントに立ち会っていただいた。

水性インクは速乾性なので、少し遅延剤を混ぜてもすぐに乾いてしまうため、

今日その場で色をつくってもらった。

赤、青、黄色、白の適量を紙コップに調合して、きれいな茶色を作っていく。

かなり地道で根気の入る作業。色ときちんと向き合える時間だ。

さすがアーティスト、「なんか楽しい」と言いながら、根気よく楽しんで色作りをしていただいた。

普段なかなか3原色で色を作る機会がないので、新鮮な作業になった。

(私はTシャツ制作が日常茶飯事なので、3原色で色をつくってますが、それでも

なかなか思った色を作るのが難しい・・・。)

裾ギリギリまでプリントのあるTシャツは、テストの時ドキドキだったが、

黒、赤、金というオーソドックスでなじみのいい色合いのため、

思ったとおり、最後の金の色がプリントされたとき、場にいた全員が感嘆の声をあげた。

「すごいいい!」

鮮やかで、少し寿チックで発色がたまらなく気持ちいい。

Tシャツ製作で一番やりがいを感じる瞬間でもある。

 

その後同じ色を、少しくすんだピンクのTシャツにプリントしてみたが、

金が思いのほかうまく発色せず、断念。

Tシャツプリントは、パソコン上で色合わせしてみてもうまくいかない。

本番で刷ってみないと、微妙な印刷位置など、調整が利かないのだ。

今回も、事前に紙印刷したデザイン画を、Tシャツに合わせてみて、

実際の印刷の位置を調整した上、製版をし、Tシャツにプリントしたのだが、

中の一つに、実際に印刷をしてみたら、「あれ、思ったよりインパクトがないぞ。」

というものがあった。デザイン画のサイズが気持ち小さい印象なのだ。

アーティストの方は、「やっぱりこれじゃあ小さいんで、左右に4センチくらい大きくします。」

ということで、再製版することになった。(製版代が余計にかかるにも関わらず、

納得がいくまで妥協しない姿勢はさすがアーティストです)

そんなこんなで、9時半ごろまでTシャツ制作の現場に立ち会っていただいて、

すべて決定し、終了。

これからすべてのTシャツをプリントして、5日後にはお手元にお届けする。

最初から最後まで、目で見て確認していただいたため、

確実に喜んでいただけるのがわかってるため、すごく気持ちがいい仕事をした気分。

楽しい作業だった。